過去への巡礼イントッカービレ編、シルヴァーナ嬢の威厳溢れる美しさが締めてきます。冬馬さんの低音ボイス素敵。その前の回「運命の黒い糸」でかっこよく己の葛藤を制したミレイユさんが終始「世界で最も凶暴な姫君」…というか子供のころのこわーいお友達にびくついてるため結構なカオス。サントラIのラストらしく前半のキー回で語れればと思います。
15.liar you lie
一つ一つの音がハッキリしていて、くるくる状況が変わります。明るい…というか軽くて掴みどころがない。
勢いはありつつも感情からは距離を置いた淡白な響き、それでもどの音に注目したらいいのか迷うような情報量の多さ。作中では調べ物・説明時のバックで活躍でした。どんどん状況が進んでいく感じで気持ちいい曲です。こんなふうに仕事したい。
〇8話 イントッカービレ ACTE I 3:18-5:02
コーザ・ノストラという響きよ。イタリア語の優美さが強い。マフィアの知識はMASTERキートンでも摂取しましたがとにかく苛烈な方々。オメルタ恐い。シルヴァーナパパも口に石を詰められたんですかね。
ノワールは何を求め挑むのか、そして彼らの反撃はどう出るのか…というミレイユの丁寧な説明に対して霧香は無表情でアイス。仲良くなってて可愛い。駅のホームで輝く綺羅星・セブンティーンアイスですかね。ちなみに私は灼熱のホームにて無表情で食べていたらお土産を抱えた上司と目が合ったことがあります(出張帰り)。
16.sorrow
チェロのソロ。とても重いです。滑らかな重低音。”sorrow”の通り耳奥に沈み込んでいく音達ですが、不思議と癒されるような…苦いチョコレートのような。私はカカオ70%ぐらいが好きです。1:55からのちょっと高くなるところに惹かれます。
なんとか今日を終わらせて、でも色々残ってる…と溜息な時に寄り添って欲しい曲。
〇9話 イントッカービレ ACTE Ⅱ 20:46-22:19
真面目なマフィアが暴力的なボケを天丼していくイントッカービレ編、そんなアクションありか!まあ霧香さんだしな!なトンデモ構図もあり、でも最後はノワールらしくずっしり。
ミレイユにとって「イントッカービレ」はただ怖いお姉ちゃんではなく、徹底的に名誉を重んじるある種憧れの人であり、数少ない幸せだった過去を一部共有する人でもあり…「下品な殺し。あんたみたい」霧香に向ける憎まれ口が切ない。
そして残されたソルダの謎。マフィアの誕生にも立ち会ったソルダとは?敵の姿はまだ遠い。それにしてもシルヴァーナ嬢選定・シシリアの格言かるたが欲しいです。「ほ」→「報復こそ最高の赦しなり」
17.salva nos
これぞノワールの象徴、salva nos。現代と中世の融合。格好いい…美しい…歌って…救って…。熱さと淡白さが同居した歌声、あまりにも神々しい。
ヴァイオリンソロからの2:40から高音・低音で歌詞が違うのですが”Sanctus Gloria”に収束していくとこがもうあまりにも気持ちよくて…そこから来る追い込みも良き…。
退勤時(速足)に聴くと満たされた気持ちになります。
〇7話 運命の黒い糸 17:39-20:05
あの霧香がまさかの負傷!そしてヤバい目つきの敵、肉体を追い詰める過酷な砂漠地帯、頼れるものは誰もいない圧倒的なアウェー…このままでは共倒れ。どうするのミレイユ!とこれまでのじりじりと焼かれるような焦燥を吹き飛ばしてくれるsalva nosです。
夜の屋内なのにサングラスだったミレイユ。どんな目をしていたんでしょう。このシーンは屋内を静かに制圧していくミレイユということで銃声とかSEは控えめ。曲がじっくり味わえます。
18.きれいな感情
浄化される…。
各話それぞれ趣は違いつつも、いい緊張感で見る方も張りつめているのですが、この曲を聴くと体のこわばりが解けていきます。整う。どの話にも合うって凄いですね…。
はにかみながら歌ってるようなウィスパーボイス…夢見がちな、ロマンチックな歌詞も素敵…。
OPとは対照的に、色合いは優しい赤、青、緑、白…色使いの少なさが素敵…この空気…。なんとなく霧香の髪が長いような気がしまして、銃は手放せなくても、いつか二人でこんな光あふれる海辺の家に至ってほしいです。暖かそう。
べったり一緒にいるわけじゃないのもこの二人らしい。可愛い。