テンション高い編、大人だからこそ思い切り自分を解放したい時はありますが、節度ってもんがあるよねというルート2名でした。男性陣が甘やかし系だけど正反対っすね。乙女ゲーって奥が深い。
無限の可能性を持つパパ・雪村綱道氏の積極性、実行力、気遣い、社交性、柔軟性、パワーを5点満点評価しています。
11位 伊庭ルート

積極性4、実行力2、気遣い0、社交性3、柔軟性5、パワー2(total 16)
そういえばこのルートのパパは何がしたかったんだっけ、とメモを見返したところ「不明」の2文字が燦然とエクセルで輝いておりました。キラキラ。そんな風に具体的なビジョンが見えない上に、ラッキーで増えた手ごま(武田)と二人だけでヒャッハーと敵拠点に乗り込んでくあたり、衝動的というかギャンブラーな面が垣間見える。それだけならまあテンションの高さをネタに振り切れるし積極性や柔軟性を評価できないこともない、と唸っていたところにお出しされた夢に関するやりとりで大幅減点。気遣いゼロ認定。デリカシーってもんはないのか。しかも直接言うなら悪役としての立つ瀬もあろうが(実際発言した当ルート武田はコンプラの敵なので「そうかそうか君はそういうやつなんだな」とかえってゲス度が加わり味になっている)「お前の父ちゃんそういうこと言ってたぞ」とチクられてしまえば「あっこのルートの綱道さん善悪置いといて掛け値なしにデリカシーに欠けるタイプだ!」と確信するしかないじゃないか。
鳥羽伏見以降、敵役としては完全にその武田に食われ登場もないため(斎藤が斬ってくれたらしい)その圧倒的無神経さばかりがプレイヤーの印象に残ってしまった。そういう気遣いができないとこが新政府と上手く連携できず終わった原因ではなかろうか。根回しと言うけど聞こえが悪いけど、何事もデリカシーが大切なのだと感じることが多い今日この頃です。
10位 原田ルート

積極性3、実行力3、気遣い1、社交性2、柔軟性4、パワー3(total 16)
千鶴からの回想に大変恵まれたルート。それによると江戸にいた頃は娘の恋バナについて考え込んだり、外国に脅かされる国の現状を憂えたり、とても普通で善良なパパ。なのに再会したら羅刹たちを我が子と呼び彼らにだけ対して優しく、その挙句自分も変若水を飲むのはいいが(よくないが)それで理性が吹っ飛んだり、と何かとその場その場の状況に呑まれがちなタイプ。ノリがよすぎるともいえる。なおその結果、千鶴を完全放置で手に入れようともしなかった。挙句原田に自分の命乞いをしない彼女を「見殺しにするのか」となじるという、もはや泣いてる千鶴が逆に浮きかねない徹頭徹尾クソ迷惑な父ちゃんである。
珍しい点として、千鶴から物理的に攻撃された唯一のルートということがあげられよう。千鶴マトリクスで言えば儚げで内向き、悲観的で思い悩みがちなあの原田ルート千鶴であるが、内心はかなりシビアに物事を見ていることの裏返しであり、まあ手が出るのも無理はない。こんなに支離滅裂ならな…うん…そうした方が世のため人のためなのは間違いないし…。とはいえ理性ゼロ状態でありながら、上野に羅刹を展開するのはできているので、こうと決めた場合の実行力はそれなりに評価できる。ちょっとテンション高いだけで、独力でラスボスを張ったのも大きい。放っておくわけでもいかんでしょうな。