作中のイントネーションはお「ち」みずでいいはずですが、仙丹のほうが思い出せない。松本先生は「せ」んたん、でしたが、十鬼本編ではどうだったか。えりくさあはえ「り」くさあ。設定上この3つは同じ存在のようですが、なんやかんやと違うところも目立ちますというお話。薄桜鬼比率のが高いがまあ今に始まったことではない。
(1)変若水
基本的に作中出てくる様態は保管用のガラス瓶に入ってるパターン。ふと浮かんできました「日光で成分変質しないの?」という疑問が。これを解決するために「ガラス自体が特注/変若水自体は日光で変質しない」のどちらかは満たしているはず。
前者の検証ですが、まず鳥羽伏見の戦いの際に雑兵が源さんの変若水を瓶を踏んで砕いてました。源さんのこぶしごとだけど…い、いたい…。見てくれの厚さのわりに意外と脆いので、それと引き換え的に何か特殊な加工があるのか。そうなると瓶そのものが相当な貴重品ですね投与したら洗って乾かしてもう一回充填してるの確定。よかったね酒井さん、謎のガラス業者からの仕入はないよ!
後者は、変若水って設定上は「西洋の鬼の血(を薄めたもの)」(山南ルート)で羅刹は「西洋の鬼の特徴をそのまま継いでいる」ので(劇場版)、西洋鬼さんは基本的に日光耐性は極低っぽい。その血を日光に当てて効果を保てるのかという疑問…しかしここは逆の発想で、素材の加工時にあえて日光を遮らず、毒性を弱めることで、かろうじて人間にぶっこめるぐらいになったというのはどうでしょう。
飲む描写から、変若水で体を変質させるために必要な量ってだいたい眠眠打破の半分ぐらいは求められる。劇薬と言われるわりにそこそこあるので、ギリギリまで日光で毒性と特性を緩めているから、という理由付けはあってもいい。
結論:どっちもありえますね!いかがでしたか?
(2)仙丹
小さな壺に収納。陶器?中身は固体か液体か…固体だった気がするんだが…手に持ってるスチルの記憶はないが、ちっちゃい黒い丸薬だった気はするんだが…。やだなミスドの小さい球体8個入りのやつぐらいの大きさだったら…。

変若水と仙丹は≒なイメージでおりましたが、容器が「無色透明ガラス/中身が見えないたぶん陶器」は結構大きい。基本文禄・慶長の役で入ってきた薬をそのままぶち込んでるんやろな、毒性を薄めたり、何かお腹に入れたり、グレープフルーツジュースと一緒に飲んじゃダメとか、用法容量とかの研究一切なしで…こ、こわ…。
また作中での使われ方、「誰が飲むか」も対照的で、変若水が人間に投与して人外にする薬なら、仙丹は鬼に投与して、免疫?拒絶?反応のために鬼本来の姿が引き出される+元気になる薬(仙丹服用後、基本複数を相手にできてるので、底上げは間違いないが別の生き物感はないのだ)。なのでというべきか、変若水ほどのなんかこう「これはアカン」「もう戻れない」感は受けないんですよね。
ただこれは(時間はかかるけど自力で解毒できる内臓強者の)頭領クラスの鬼の話であって。一般鬼にとっては変若水と同様に元に戻るのは「それは無理だ」というもののようです。ただ頭領以外の鬼が「あんまり」描写されないので、印象だけだと危険度が下がるマジック。いっそ「鬼が飲むと人間になっちゃう」薬だったらどうだったかな?薄桜鬼沖田ルートで千鶴ちゃんが変若水飲まされちゃって「意識はあるけど苦しい」という描写だった。毒性は仙丹のが明らかに強いんだが、何せ寝てる姿がすごいきれい+投与された鬼は起きててもお面を付けててるのでいまいち状態の深刻さが迫ってこないんだ。難しいね。
ビジュアル的にも、変若水の「禍々しくも美しい鮮やかな赤」「液体」はやはりキャッチーですね。ワインっぽい印象も手伝ってスチル登用時のインパクトが強い。よく人を惑わす。逆に仙丹はスチルがない…少なくとも記憶に残るのがないのでちょっとフックが弱い印象は否めないですね。仙丹の関連物質の辰砂は落ち着いた赤で美しいのに。とはいえなー、小さいもんな(多分)…「フリスク乗せてる?」みたいな絵面になっちゃうのかな…見栄え狙うなら四魂の玉ぐらいのサイズはいるんだけど丸呑みさせる難易度が爆上がり…。
(3)えりくさあ
ベレジンスキーの魔女待ってるでござる!!
なお(3)は置いといて、変若水も仙丹も鬼か人間しか投与実績を確認できないのですが、他の動物だと成功しないらしい。なので川に投棄しても大丈夫だそうです!よ、よかった!江戸の水は守られた!
(おまけ)なにそれ?
えー薄桜鬼(無印TV)5話、6:31(U-NEXT)をご確認ください。近藤さんが伊東さんとご挨拶した直後のシーンですね。伊東さんの笑顔可愛いね。近藤さんやっぱり爽やかかっこいいよね。その次ですちょっと覚悟を持ってご確認ください。ご覧になりましたでしょうか。ではエビバデセイッ。

なにそれ(2回目)
透明な容器にインしている…浮いている…ホルマリン漬けっぽい何か。どこでもらってきたのそんなもの。羅刹が寿命を使い切ると砂になるわけですが、それより前に亡くなったらボディは残るし臓器にこういう防腐処置もできる、というかむしろ必要になるんですね…変ないい方ですがノーマルなお弔いができるのか…。あ、いや、羅刹のだよねそもそも。すっごい大事な前提だからちゃんと答えてパパ。いやラベルぐらい何か付けていってくれ!!うかつに処分できない!!!そろそろこの人たちお引越しが必要なんです!!(山南さんの動きに関わらず手狭問題は何とかしないといけない…あれ、劇場版とOVAではこの漬けあったっけ…?持ってったのかパパ…?千鶴さんのお守りは忘れておいて貴様…??)
まあここまで言って「ただの人体模型」説もね、あるんですけどね。