「止めに行かねえのか」
「…今あの人に近づいたらさ、右手、切り落としたくなるから」
「…それでどうにかなるとは思えねえけどな」

あの人の手は好きだけれど、いっそ忌々しい呪いも毒も諸共に。できるだけ血を流さないやり方なら知っているのだし…そんな気持ちをやりすごす夕暮れ。

手相占いする弥勒をじーっと見てる珊瑚に声をかけた犬夜叉。思ってたんと違うこと考えてたけど、驚くことでもなかった。

風穴も瘴気の傷も文字通り喫緊の死活問題なわけですが、奈落の呪いを四六時中意識させられること自体が珊瑚ちゃんにとっては耐え難いと思われるわけで、魔が差すといわれる黄昏時、雲母もいない瞬間はこういうヤンデレな目をすることがあってもいいのではと好みをぎゅっぎゅっ。

あとこういう顔を見せるのは犬夜叉の前な気がして。あえて見せるんじゃなくて気づかれても表情を切り替えないという方向で。それぞれの関係で、相応の心の許し方があるのが立体的だなあと思います。