「千鶴はん、開けてもよろしい?」
「はい、お化粧は済ませました」

雪華録の季節だ(新暦旧暦は考えない)お支度千鶴さん。手順的には髪整えて化粧からの着付け、じゃあ場所は君菊さんのお部屋だね、というわけで掛けてある着物も菊模様に、なチャレンジでした。いやー和柄楽しい時間が溶ける。楽しんで描くのが一番だ。流水紋(だと思ってほしい)は超俊足なあの一族の姓を意識して水分を入れたくて。移植おめでとう十鬼。
前髪あげるとめちゃくちゃ印象が変わるのは人類共通ですが、芸妓さんスタイルは物語冒頭の普通の娘さんの髪型とはまた全然違いますね。千鶴さんも衣装と状況に引っ張られてか自然と柔らかめ高め、お嬢さま度強めの話し方になってて(ノーマル男装時だともうちょいざっくばらんな口調になっている斎藤さん編とか顕著)確かにガワの影響って大きいよなあと納得しちゃうので、潜入捜査という割と無茶した設定なのにしっくりくるんですよ可愛いね千鶴ちゃん。
(小声)最初は千鶴さんが着てた赤い芸妓の…と思ったんですがシチュを掘り下げていて(事情を明かせないから大部屋とかでなく君菊さんの個室で髪⇒化粧⇒着替えなはず、千鶴さんが借りたのは君菊さんの着物ではなさげ、一人では着れないからその着物を広げて準備しておく意味もない(化粧後に持ってきて着替えさせる方が効率的))かかってるのはむしろインテリア兼ねた別の着物のほうが自然か?という方向に腹落ちしたので、せっかくだし和柄描く~~~!!!と趣味に走りました。高畠華宵の乱菊模様を参考に、までは決めたんですが、やっぱりフリースタイルとなるとすごい難しい。まとまらない。シチュ的に千鶴さんが襦袢というのは外せないので濃くするにも限界があり、あんまり後ろが鮮やかだと「どっちがメインじゃ?」と浮いちゃうし、明度を下げると髪だけ溶け込んじゃうわねーとああだこうだ。最終的にはありがとう色見本の本。やっぱり何事もお手本がないとねっ!手前味噌ですが色的には寒色で部屋の主たる君菊さんカラーとも馴染む感じにできたのではなかろう…かと…デザインとか色設定って凄いことやってるんだなあというのを改めて感じました。