犬夜叉~時代を越える想い

ふせったーくんをごそごそしていたら、そーいや姫関係のふせったー結構ガサガサ消してたなあと苦笑いしました。そんななかで見つかった、あ、これ消せなかったな、な、アニメ犬夜叉シリーズの評価がどん底だった時期にそれでも好きだと叫んでいた文章。

25年のおじさんデー(骨と関節の日)。あなたたちはかっこいい。私のヒーロー。

 珊瑚ちゃんと!!!雲母と!!!!飛来骨!!!この組み合わせが大好きなんですよ!!!!きりりとしたお姉さんが大きい猫ちゃんとびゅんびゅん飛び回る姿!妖怪と人間が心を通わせ戦う!大きい武器!!!なんて格好いいんだ美しいんだと私は20年ちょっと前に完全に脳をパーンされてしまったんですよ!!!そうです20年です珊瑚ちゃん登場は21年前だけどターニングポイントは映画なんですよ時代を越える想いの玻璃さん戦!!劇場!大画面!!!

 改めてみるとあっこれは…姫のノリ…なとこありましたわ。やたら怖い桔梗とか格好つける殺生丸とかちらつく大将とか時代樹とか異様に軽い弥勒とか。でもアタイはこの珊瑚ちゃん・雲母・玻璃さんが好きで好きで仕方ないんですよ。巨大な樹木の上で単身を飛び回り刃を交える美少女二人!!!理性ゼロ!!よだれも垂れてるよ獣まるだしの雲母!!!ウワアアアー格好いいなあああああー!!!!

 心理面もね雲母を奪われた悲しみと困惑、それを抱えて戦う珊瑚VS力で押さえつけること、強いものに尽くすことこそ妖怪の幸せと余裕しゃくしゃくの玻璃。それが「雲母、つらいのはあたしだけじゃないよね」という涙をきっかけに己を取り戻す雲母…愛…愛がある…ムキになって一気にペースを崩す玻璃…美しい…。
そこからの反撃もまず雲母が攻撃に気づき、リードされた珊瑚がどんどんいつものように勇ましくなっていくという、雲母の意志、珊瑚との絆、これをズバアーーーーーンと叩きつけてくるわけですわ。劇場で。大画面で。天翔ける珊瑚のテーマ(劇場版アレンジ)をバックに!!!!ここの「雲母、飛来骨!」のちょっと裏返った感じがもう…心境の変化がズバリと…。

 相棒との愛を貫き自信を取り戻した少女と、信念を揺るがされても主のために戦うことこそ幸せだ、という少女(妖怪換算)。最後は玻璃を一刀両断(文字通り)するというわりとショッキングな絵面ですがそこからの始末が。魂を抜かれても「私はまだ戦えるのに!」と忠義の心は持ち続けた玻璃…それを見送る珊瑚と雲母…最後の「行こう、雲母」の落ち着いた声。もう終わったんだと、散々な目に遭わされたのに。余計な哀れみも憎しみもなく、戦いが終われば淡々と割り切る姿…好き…ただ好き…。

 玻璃は私にとっては絶妙なキャラでした。性格わっるい術つかうな!!!とは思いますし珊瑚をいたぶるような言葉を投げかけるし絶対いい人じゃないですが、ぶれない。彼女は瑪瑙丸のために戦うことがすべて。強いものに従うのが妖怪の幸せ。そういう絶対の自信があってそれに基づいて動いてるだけ。それでもわりと淡々とした口調なのがすごく素敵。不自然な悪すぎる悪役にならず、「信じるものをかけた少女たちの戦い」という面を見出すことができるのがすごいなと。幻覚?そうだよ。そして「弥勒と珊瑚がニコイチじゃない」のが新鮮。珊瑚の物語。

 あとは私にとってのメタ的な特別さもあって、川上とも子さんを意識したのが玻璃でした。厳密の厳密にはウテナなんですが(最終回を見た覚えがあるが、セーラームーンと混同していた可能性が非常に高い)、キャラクターと声優さんが結びついたのがこの瞬間。その後も桑島法子さんを追い続ける中で触れるご縁があって、ウテナも見返して、幸せな出会いであったと感謝するばかりです。