群青のアステロイド

封切りから3か月以内!四半期以内です!セーフです!!

あのはい、4月は年度初めの大繁忙期なので…人の心を大喪失タイムなので…1回しか行けなかった。残念無念。でもU-NEXTで有料枠でも見れるからマジでありがたいですね。アステロイドの意味とは星形でいいのでしょうか。

①これまでのヤマト

山南艦長!!!アナタそんなに古代のことを…信じて…労わっていたんだね…!!!

2章の「ノーフォロー!?古代にノーフォローッ!?」の裏側にあったやさしい厳しさ。山南さん、物腰柔らかながら世代と役職の隔てもあって基本的に放任。古代もそんなべたべたされる立場ではないし、かえって恐縮しそうだし、そもそもの原因「雪さん生死不明(望み薄)」が解決しない限りいつまでも不安は付きまとうわけですから、どこかで彼自身が後ろを向いたままでもいいから進むしかない。うーん、山南さん的にはあの時はああいうしかなかったのかな。沖田さん土方さんならまた違った発破の掛け方があったのだろうけど、同じ言葉でも関係性によって全然響き方は違うから…らしくないこと言っても十分の一も伝わらない可能性大だし。ねえ(別の土方さんに思いを馳せています松原さんとは昔なじみって文脈がないとここまでこじれるか…と逆に感心した)。

ちなみに「やまなみ」と打つに結構な理性を必要とします

②古代

時間が薬なのだもの。本編の時間経過はそうでもないのですが、2章より5か月ぐらいたってるので、前章ラスト観客が覚えた「古代~!!!!!」からのクールダウンと冒頭古代本人の落ち着きが良い感じにシンクロでした。不安と後悔でいっぱいでも、自分にできることを苦しいなりに進めている姿には勇気をもらえますね。だけど人生にはそれでもが付いてくる。平田主計長のおにぎりが…しょっぱいな…。最近塩むすびが130円行ってるんですがおまえ…昔98円だっただろ…。

なんやかんやと逆境で輝く男。サーシャ奪還のため戦闘機で飛び出していくのはやっぱり変わってないよ君。安心するよ。でも新見薫さんのことも思い出そうな!!!!

③ヤマトクルー

気づけばだいぶ世代も若返り。若さ筆頭土門と揚羽の確執と和解が詳らかにされました。古代・島の葛藤は2199でもありましたがその時より直接的、1対1ですね。あの時は「メルダ/ガミラスとどう相対するか」が問題で、お互いに不満があるというわけでなかったですが、一方で土門と揚羽は互いに「もっとこうしてほしかった」という期待と失望。なのでこういうわだかまりの無いテレパシーで分かり合うしかなかった。2章でも「ステークホルダーへの配慮ぉおおお」はぼんやり書きましたのでこういう形で見れるとは。この3章で若手同士が手を取り合うようになったのはいいことですね。遭難時にはヒヤリとしましたが「太助ちゃんいるから!!!」で自分を安心させた。まあ科学ビギナーズでハッスルしてるからって本編が保証されてるわけではないのだが…なあクラウス・キーマン

④地球組

それいけ地球奪還作戦(こんな名称ではありません)。これを逃せば機会はない、ゴッホの名画をキーアイテムに展開した星名氏立案の作戦。

南部推しとしてはここの親子対決が一番の見どころ。康雄!康雄!「結局はいつも俺のやりたいようにやらせてくれた」にこもっている感謝がね。ギリギリのところで親子断絶には至らない。こちらも古代・島タイプ(お互い含むところがあるわけではなく問題への解決姿勢の相違)なので腹を割って話せば何とかなるんですよねえ。腹割ってよ親父。ずっと伏せられててギリギリでなんか処理してって言われても困るんですよ現場としてはよぉおおおおおああああ(南部重工事務方目線)。

とはいえここで「地球奪還」ではなく「親子喧嘩」にシフトした感じもあるので、やっぱり地球人類への見せ方としては難ありだった気もします。百合亜ちゃんも危惧してましたがどうにも星名氏が先走ってるような。「地球を何とかしたい」というより「作戦が上手くいかないこと」への口惜しさが目立って見えたのは意地悪な見方ですかね。ラーゼフォン・総ちゃんの系譜に連なる有能柔らか美少年、2199から基本負けなしな記憶ですがここへきて挫折か。

なおここの経済界向け会食、パワポの微妙なダサさといい浮かれる空気といい好意的な描写じゃないなあと言うのは理解しました。ただまあ…あんまり地価下がられても評価切り下げでお互い薄目で殴り合うしかないですから…ある程度はキープしてください。ほんま。サステナブルの波動を一切感じないこの世界で安定した投資ってのはマジで命綱なんよ。この時のタヌキ~な藤堂(兄)と「チッ」な藤堂(妹)がすき。そういや2199では地球全体で継続企業の前提が崩壊してるんだよな。1年だもんな。

⑤わくわくデザリアムズ

フルールちゃん幸せになって。もう俺はフルールちゃんが翼君、そしてクラスメイト、真琴ちゃん、マキシム、先生と幸せになってくれればそれでええんや。

やっぱり加藤が退場してるのつらいよ…。

なおランベルとアルフォンの会話にて「賃料」「利息」の概念が大喪失の後も生き延びていることが発覚しました。1000年後も人はリース会計や割引計算や賃貸不動産時価開示から逃げられなさそうです。滅んどけよそこはよ

⑥雪さん

うおお!!!!出番をくれ!出番を!!

反抗作戦後に衣装が変わる(アルフォンが用意したらしい黒+紫ううんお似合い…)のは示唆的ですね。スカルダートさんの演説にほだされてガミラス憎しが煽られる地球への、「(ガミラスとの同盟は)とにかく人間と手を取り合いたかった」「それがなくなったら」というのは第1章の「これまでのヤマト」のナレを担った彼女ならではですね。彼女自身も記憶がすごい勢いで出たり入ったりで、まぎれもない当事者でありながらどこか客観的な見方が似合います。

実際ガミラスの侵攻で地球が失ったものはもうすさまじいもので、ガミラスとの対話最前線にいたヤマトクルーにはそういう分かり合う機会があったけど、そうでない人達をただ狭量と責めることはできないなあというのがワイです。終盤ヤマトを追い詰めたガミラスの将軍もですが、この10数年で地球もガミラスもものすごいアイデンティティの危機に陥ってるわけで。そこで「手を取りたい」という気持ちも、「そういえば」「それでも」という気持ちも、両方を描いたのは凄い好きですね。答えのないテーマですがどう決着つけるんだろう。「俺たちは思い出だけで生きていけるほど年をとっちゃいない」というフラーケン氏の言葉が染みます。だけど人生はそれでもがついてくる(2回目)

今回雪さんは基本聞き役、まとめ役。だいぶアルフォンに押されてきたな…と見守っておりますが最後の最後に「苦しんでるみたい」と反撃。おお、この強さ…しなやかさ…雪さん…好き…でも次章なんかすごい大変なことになってる…

⑦科学ビギナーズ

本編の代わりにいっぱい見ました!代わりにはたぶんなってねえ!!!!!

おかえり節電君。七三。うん、ワイの一票は三のほうだけどこうなる気しかしなかったよ。なんかすごくいいですね、楽しそうで。いいじゃないか昭和。総監督もっとやって。涙目の虎さんが可愛かったです。檻の絵を描くのは膝を打った。

なお私SF関係はものすごい薄目で「ほーんそうなんだー」のノリで見てますので内容は全然落とし込めてないです!なんかすごければそれで!!!サーシャちゃんがすっごい大きくなったのもさっぱり見当つかないよ!!!