2019年のイベント感想を2025年に上げる無法の荒業(好きだなこの表現)。
あらためてタイトルを見ましたけど、愁と秋(9月21日開催)をかけてたんですね。素敵ですね。ぐーぐるドキュメントから当時の感想メモがサルベージされましたので、ちょっと手を入れてアップさせていただきます。

(全体かんそう)
朗読夜以外のイベントに初めて参加したのがこの時。大変、大変刺激的でした。オーケストラ初めて聞きました。すごいきれい。楽器多い(雑な感想)。
朗読夜は宮沢賢治の難解さもあって異空間じみたところを感じてます。頭から尻尾まで絶え間なくほーこ様の声に包まれた、幻想的で閉ざされた世界。声が美しすぎて難しい文言が解釈の余地なくそのまま流れ込んでくる。お話もさほど起伏がある展開でもない。だからよくわからない。わからなくても心地よい。ほーこ様も言葉が多くてリラックスされてるような印象で。
管弦楽はコンセプトが全然違う。物語としてわかりやすくそのぶん刺激的。オーケストラって初めて聴いたけどこんな美しいものなんですね!感情にガンガン来る。
ほーこ様も三木さんも一つの役に全振り、説明的な地の文はないのに感情も状景もめちゃくちゃ分かりやすい。見える。そこにいる。進行は、演奏をバックに朗読かと思ってたが、演奏の合間に朗読。台詞→曲→台詞・・・となので台詞を脳内で再生する余裕があり、そこでますます聴き手のボルテージが上がっていく。
セレクトされた場面がわりと殺伐とした状況ばかりなので副長の覚悟やらダメージ(心身ともに)やら、遠まわしな優しさやら最後の最後に来る真っ直ぐな愛情やらが三木さんの張った声でドゴーンドゴーンと爆弾のごとく客席に投げ込まれます。
千鶴ちゃんも突然投げ込まれた血なまぐさい世界への戸惑いと怯え、同時に落ちた強烈すぎる恋、控え目ながらも精一杯な献身と副長だけでなく全員への思慕を声に乗せてこれでもかと響かせてくる。千鶴ちゃんまじ可愛いわ…いい子過ぎるだろ・・・泣き声本当に痛々しい・・・。パパにはに最初甘えるような細い声だったのもうね・・・内向きの声・・・副長にはやっぱり緊張してる可愛い・・・。
(時系列かんそう-前半)
ほーこ様は向かって左手から登場。薄ピンク(と思ったけどよく見たらクリーム色。ライティングでピンクに見える色)の着物に濃い紫の袴。袴に桜?の花びらが2~3枚散ってるような柄 かっこいい!…と記憶に焼き付けようとする左脳と着物!!お着物!!袴!!と騒ぎまくる右脳。そして何より姿勢がとてもとても美しい。ピンと伸びた背筋。
回想的なセリフからスタート。箱館の戦いからしばらくたった秋の日と思えばいいのか、独白がなんとなく低めのように感じる。そういえばTV版のナレとか、モノローグはそこまで高くないような気もしている。あ~でも冒頭出会いのシーン、「殺されてまうのだろうか」の声の細さと恋に落ちた自覚にデレデレになりますわ。
三木さんは副長ルックそのまま。紫の着物、グレーの袴。着流しとかかな~と思ってたらそのまんまで来られた。声はわりと高い?若い印象。比較対象は京都乱舞ですね。逆に京都乱舞のディレクションが低かったのかな。やっぱり京都のぎらついたところ、若々しいかっこよさですね。
前半クライマックスは土方さんの羅刹化シーン。直近となる京都乱舞との比較がほほうでしたね。
「そんなことは・・・やってみなきゃぁ・・・わかんねえぜ!」「紛い物だろうが何だろうが・・・(息)貫きゃ誠になるはずだ!」が京都乱舞では「副長ほぼラリ入ってません??」な抑制とかすかな笑い含みの爆発のコントラストだったのに対して朗読ではかなり意識が明晰。やはり語尾を下げるのは強い。
(時系列かんそう-後半)
ま、まさか後半は洋服だったりしますか!?とおもったがさすがにそれはなかったです。
後半パートだとすっかり千鶴さん。低いと思わなくなりました。断片的な記憶ながら特に好きなセリフ。
・「私になにができるだろう、どう償えばいいんだろう・・・そんなことばかり考えていた」
落ち込む声も美しい。やや病み入ってるぐらい。この罪悪感はアニメではモノローグとしてではなく土方さんに向けるセリフとしてでしたからむしろ気遣いに満ちて、こういう「自分」に向けた感情はあまり乗ってなかったように思います。
・「私は今・・・斬られた。斬って捨てられた・・・」
ここ!絞り出す声!切ない!許容量オーバー!トラップ!忘れたくないこの声を・・・脳内で必死にリピート 斬られた の 「た」。音下げ。断定。断定が重い。
・「配属されました」
テレビよりふるえ声・・・テレビだとめちゃくちゃどっしり!こう来るしかない!な向こう見ずさと紙一重の強さだったけど・・・こちらは不安だけど来た!感がある・・・好み・・・。
・「風間・・・さん!?」
ほんとにそこに来たかと思った。物凄くびっくりしてて、怯えを感じた・・・そりゃそうよね蒼穹と全然距離感違うからね…いやある意味来たけど(録音参加)。
・「桜・・・綺麗ですね」
語尾!細さ!大丈夫ですか土方さん年越せてますか!!!黎明録EDぐらいは元気でいてくれないと困りますよ!!!未亡人感がすごかったのよ!!!
・「辛いことや苦しいこともこれからは私に分けてください、私で力になれるのなら一人で抱え込まずに頼ってください」
本当に土方さんに惚れ抜いてることを聴衆にわからせてくる・・・わかった、もうわかったよ(親指立てて溶鉱炉へ)。
・「命ある限りあがき続ける、そっちの方が性に合ってる」「死ねねえ理由ができちまった」
力強い自信が戻ってきてる・・・ざっくりいうならアッこの兄ちゃん調子乗ってんな感・・・そうだよ!!!生きてね!「生きてやるさ」の血を吐く叫び、まじ生命。土方さんて根は陽の者ですからね。自信が回復したらこうもなろうね。
(ご挨拶)
三木さんやっぱり座長!かっこいい!ラジオとかではフランクなイメージだったからもっと砕けるかなと思ったけどすーごい真面目でした。
ほーこ様はやっぱり朗読夜よりずっと緊張してらっしゃる。ちょっと涙ぐんでた。千鶴ちゃんをこんなに大事に思って・・・その場にいられてうれしい・・・三木さんがうんうんって頷いてるのもよきかな・・・。
最後ぱたぱたーってお二人が走ってきたの可愛い。TOKIMEKI。
三木さんが両腕をすっと広げてから右手を胸に当てて深く礼をするの・・・ぐぐぐかっこいい・・・!手を振るほーこ様控え目かわいい・・・!
とりあえず千鶴ちゃんをフルボイスにしよう話はそれからだ。
あらためてパンフ見たら藤澤Pが「アニメ以降僕の頭の中の千鶴の声は桑島さんボイスで再生される」とおっしゃってて泣いた。
(おまけ)
公演翌日、伏見稲荷へ行きました。40分で登頂して30分で降りてきました。四つ辻でしんどくなって少し休んだけどその後はノンストップで思ったのは薫ちゃんあんたどこまで連れてったねん一の峯直前が似てるけどそこまで走らせたとしたら一緒に行くどころか助走つけて殴られても同情できないよホンマにね。