2025年、東京国際フォーラムホールAにて開催。まあ言うて私もね?立川池袋とこれまでの公演を休日と深夜とすみません恐れ入りますどうぞよろしくお願いいたします連打で万障を繰り合わせてましたので、3度目ともなれば力まず楽しむことができそうです。この1か月最繫忙期といろいろあって、それなりにしんどかったし、今回は落ち着いて大人の余裕でもっていきましょう。まだ雨の名残もあってなんだかとろんとした感覚だか

君がいない未来ー!!!意味などない未来ー!!!
のっけから号泣。1番はおろしたままの緞帳にOP映像を投影…泣いた…2番への切り替わりで上がる幕…差し込まれる過去タイアップの曲名…ボロッボロ泣いた…。
つよい…DoAs…ワイのハード系女性ボーカルの原点…カラオケで入れまくっていた青春…この開幕右ストレートでワイはもう完全にノックダウンされた。もうただ「オケすごーい!」「映像きれいー!」「みんなかっこいいー!!」「切ないよおおおおお」「ワカメこのやろぉおおおおお」「みんなかっこいー!!!」と00年代に戻ってこぶしを握ることしかできない。あとはアレンジもメドレー仕様だったりで、具体的な曲名がちょっと思い出せんかったりです…。会場の雰囲気も、ステージのモチーフがすごく好きでした。ご神木と、妖気的なもこもこ白いカーテン。すっごく!犬夜叉っぽい!!!
<犬夜叉編>
(1)使用曲
今回プログラム配布なしだった(SNSとか見落としてたらごめんなさい)ので、もう記憶ベースで。
1.各キャラのテーマ
- 半妖 犬夜叉
- 時を越えて かごめ
- コギツネ妖怪 七宝
- 不良法師 弥勒
- 天翔ける珊瑚
- 桔梗の心
- 妖兄 殺生丸
- 奈落の野望
- 風使い 神楽
- 七人隊ズ(蛇骨、銀骨、蛮骨、我ら七人隊)
これらはあった。確かにあった。あとはりんちゃんのテーマ、たぶん「りんと殺生丸」だと思ってるが、それもあった。
2.バトルテーマ
- 大反撃(水神の映像だったし分かりやすい)
- 疾風の如く
- 牙の剣 鉄砕牙(たぶん)
- 窮地(たぶん)
- 射貫け破魔矢(やっぱり華やかで剛の者でいいなあ)
3.ロマンス系テーマ
- 想いの果てに
- Dearest
- 珊瑚と弥勒 強い絆
4.日常系テーマ
- おすわり(怒涛のおすわりエディション)
(2)映像
(作画の歴史を感じた)
冒頭の通り今回ただただ「ヒャアア~かっこええ~!!!!」になるしかなかったのですが、かろうじて冷静なコメントを探すなら、何より2000年~2004年の間に絵のクリアさがすごく進んで、そこから2009年、そして2020年とパキっとした色使い・細めの主線になってったなあと。あと作画監督ごとの顔の違いも、2004年までは顕著でしたね。当時はそういうもんかなあ~この人の絵だと可愛くてすき~この人は大人っぽくて好き~と思ってましたが、最近の作品ではあまりブレを感じません。でも2000年の柔らかい背景もすごく好きです。花園回さいこう…。そんで玉が砕けるシーン、何度見ても美しい…。硬質な音…。あとは神楽さんのお別れシーン、体が崩れるそれ自体は描かず、すっと髪がほどけて羽が舞い上がる…という描写はやっぱりアニメならではですね。美しいよ…。
(珊瑚ちゃんのテーマ)
珊瑚ちゃんのテーマは上記の通り、3公演いずれも続いて「天翔ける珊瑚」。「退治屋 珊瑚」後半のジャンベも聞いてみたいけどオケの出番が弱いからかなあ。それはそれとして、流れた映像が、これ絶対おじさんセレクションだよ感がすさまじかった。
- 初登場時の颯爽とした姿
- 人見の城での琥珀君、背中の傷、射かけられる矢
- 「お前を殺してあたしも死ぬ」
- 雲母との出会いとお散歩回想
- オンリーユー(ただし殿様)
- 壺でおじさんぎゅっ
- 蛇骨さん登場回での唐突な姉弟「あなたの顔が…」
- 締めは「間に合うさ、琥珀!」
姉弟推しがすごいなあ!さんごちゃのかっこいい飛来骨ぶん投げシーン集とかにせず姉弟推し。一つ一つのシーンが長かったので「天翔ける珊瑚、そこまで尺長くないけどこのシーンやりきるんか!?」の気持ちが後半から湧き出て湧き出て。これ、たぶん「姉弟シーンは外せない」「最後の発破をかけるのも欠かせない」で入れたら、各シーンに見入っちゃって切り時わかんなくなっちゃったやつだよ。かろうじて空いた隙間で「奈落1/2」か「おじさんぎゅっ」を天秤にかけて後者取ったやつだよ。奈落1/2は爽快だけど珊瑚ちゃん自体は映んないからねえ。
いやまあ、編集の都合的には珊瑚ちゃんは早々にバトルで法師とニコイチになるので、そっちでの活躍シーンはミロサンのテーマの映像として使いたいから、ということだったのかもしれません。法師のテーマはのんびり系なので競合しなかったね。あとは琥珀君、夜叉姫で大きくなって出てくるので、ここで子供の頃の彼をしっかり描写したかったか…お労しい姿ばっかりだったが…
というメタ的な事情を考えてたが「神無ちゃんが飛来骨を跳ね返したシーンはあるのに、直後のさんごちゃを吹っ飛ばしたシーンはカットされてた」で、「おじさん…やってんなあ…」を確信しました。
(ミロサンのテーマ)
「珊瑚と弥勒 強い絆」が!!オケコンに!初参戦!初参戦です!!!おめでとうございます!!!!!
ああもう…これまでの2回は冒頭の各キャラテーマを終えたら犬かご犬桔殺生丸だったので…ミロサンがここに参戦…恋の明確な始まり山犬回からオンリーユー、白霊山、サンショウウオの川べりでの夫婦喧嘩でプロポーズ、俺の女、祈りの口づけ、「一緒に連れて行って」…お、重い…ヘビー級…あまりの濃縮ぶりに目を回すことしかできない…たぶんですが、おじさんが天翔ける珊瑚を編集してる隙に法師がこっちの映像を編集してたと思われます。でも後で自分の修復シーンねじ込んだなおじさん。
曲自体も、前半珊瑚ちゃんのアレンジのほうはもともとオーケストラ調ですので「これだ…これだよ…」という安心の感動。後半法師のテーマのほうは改めて打楽器の圧がすごい。もともと法師の真面目さ、重たさにフォーカスしたかっこいい曲だと思ってましたが、やっぱり…か、かっこいいよ…打楽器がいいよ…(2回目)お前いい男だよ…ずるいよ…見返しちゃったよプロポーズ回…。ワイ、辻谷さんの「全くお前は、敵に回すと恐ろしいな」とため息、感嘆交じりの声がすごく好きです…見返したら水中おじさんちょっと殺意高すぎてワロタ。全く勢いが衰えないただひとつの骨。あばばば隠し武器さんごちゃ好き好き好き。プロポーズ直後の「それじゃあ、もう浮気しないよね」の爆速踏み込みっぷり、即効言質取りにいくスピード感、声色のぽわぽわ嬉しい!感としっかり者のギャップがね、いいね…。

「は?」
「可愛いからいけない」
「…何企んでんの?」
登場~婚約と婚約~最終回だと後者の方が長いんですよね。くっつくんか!?どうなんだ!?でもとにかく二人セットだな!?な時期から素のいちゃいちゃ期とさらに地獄の命の賭けあいを経て幸せになってくれてほんとよかったよ。全員「自分の命に代えてでも」がデフォルトだから危なっかしくてさあ…。
(ところどころのごほうび)
風穴の傷回の色っぽい法師の横顔とか最後の宴とか、花園回のうふふ♡振り向きさんごちゃとか慰めきりゃりゃとか、「弟…だから…」とか、ちょいちょいとね、ウオオオオオオシーンがあったのでね、うれしかったです。やっぱり好き。犬夜叉好き。
(七人隊編)
濃いなあ~!!!!この連中濃いなあ~!!!!
やっぱりバトルが熱い。七人隊の魅力はもちろん、鋼牙や桔梗、そして殺生丸も参戦した、全キャラに見せ場がある編でしたね。アニメで見たら102話~122話だったのか。2クールなかったのすごい意外…。やっぱり人気なのわかる。テンポよくて見てて爽快なんですわ。そんでワイの中で杉田智和といったらずっと煉骨なんだなこれがな。そんでやっぱり「強くなきゃどうにもならねえ人の世が」のかすかな切なさはいいなあ…。
(Do As Infinity)
曲順は楽園、真実の詩、そして深い森でした。強いてわがままを言うなら真実の詩の二胡はもうちょっとボリューム強めで聞きたかった…!!!でもやっぱりオーケストラと一緒の演奏はすごい。かっこいい。みんなかっこいい…。深い森、てっきりEDのようにスーパー丸様パートになるかな~と思ってたんですが、みんなに見せ場を作ってくれて、ありがとう…ありがとう…全体的に「キャラに濃淡はつけつつ取りこぼさないようフィーチャーする」という姿勢を…感じました…。
(おまけの死魂虫)
「死魂虫さん、主のためにライティングとか演出やってんなあ」な気づきを得ました。人の魂でライティングすな。それが最後には、犬かご以外にも挨拶してったんですよね。すごい重いですね。桔梗様もいろいろ見渡すようになったんだなと。これ言ってるのは私だけですが、彼女の見込み違い(奈落は自分を殺せない)がきっかけで被害が極端に拡大したのは否めないからなあ…。犬夜叉たちのあの成長スピードなら「奈落は奈落」で区切りつけて、「玉は玉」で浄化の手立てをつけられたろうにというもったいなさを感じております。彼女の二度目の死は、ある意味そのツケを自身で払ったともいえる。
とはいえ蘇ってからずっと心には犬夜叉しかいないような、生前人間の中で深い孤独を感じていたひとでしたが、このときは犬夜叉の仲間たちにも心を理解してもらって、見送られた。最初の死とは比べようもない安らかなお顔でしたが、それは「ただの女になれた」以外の暖かさもあるのではと思います。
(3)朗読パート
いぬかご!いぬかごぉおお!!!!
勝平さんとゆきのさんです!!やべえ安心感がすごい。冒頭「かごめの甘ったるい残り香」湿度高めで来たな!思ったけどやっぱりこの二人は…犬かごは二人で一つ…二人で主人公…。そうだなあ、二人がいたからみんなあつまって、みんなで協力して、旅してきたんだもんなあ…声を合わせるところなんてもうね…。七宝ちゃんのMCも可愛かったよ…。やっぱり「おなじみ」感が…さいこうだよ…。
<夜叉姫編>
(お詫び)
すみません、犬夜叉編との熱がね、ちょっとね、あの、気まずいんです私だってね。そのへんの葛藤はちょっとこっちで文書にしてます…。なんというか、そういうこともあって姫に関しては限りなく薄眼でストーリーを追ってなおキレ散らかしてたので、ほんと「こんなシーンあったんやなあ」ぐらいの気持ちなんですよ…。むしろ「何とか最後の演奏まで犬夜叉編での熱をキープしたい」という姿勢で…いたんですよ…ごめんなさい…。
(曲・映像編)
やっぱり曲がすごくよいのを再確認した。
翡翠君と叔父上のシーンもこうして乗せるとすごいかっこいいので、あららこれは珊瑚ちゃが編集しましたねきっと。まさか木村良平ボイスになるとはね…。そんで翡翠君の尼僧姿(父親にうり二つ)はしれっとカットされてたので、翡翠君のチェックもしっかり入ってるようですね…ところどころに大人きんぎょちゃんもいて、幼いころのように七宝ちゃんに絡んでるシーンで、いやもうほんと可愛いね…かわいいね…ヒライコツノワール?ああ…いたねえ…あいつも自分の出番ねじ込む自我があったんだな…。あとスーパーりおんちゃんタイムが多かった…麒麟丸たぶん趣旨分ってねえよ…ホームビデオだと思ってるよ間違いなく…。
(朗読パート)
成田さん二言で終わった!?
ま、まあ、ここでベラベラしゃべるキャラじゃねえし、ある程度見届けたら飛んで帰れるもんなこの人…。いやべつに殺りんが成就したこと自体に対しては記憶のりんちゃんがずっと幼いんで「あ、ああ、そっすか…」以上の感情はわかないのだが…「我が妻りんに」て成田さんとして言われたら、そりゃねえ、納得だよ…。
お話はすごく…よくて…本編もこういう話がよかったなあ…というのがシンプルな感想です。せつなには先述のリンク先のような葛藤がありますし、とわには「10年?何不自由なく育て、実の子が生まれても分け隔てなく愛を注いだ日暮一家のことをかえりみてやってくれんか」「日暮とわというキャラ紹介なんだからさ…」という気持ちがすごいし、もろはちゃんには「なんで犬かごの子が、孤独に10数年過ごしたことになっちゃってんのよぉおお」という虚しさはぬぐえないし、なんかもう最初からタイムスリップとか大騒動とかなくて、次世代の子どもたちの諸国妖怪退治旅で、それがよかったよと…「悪い奴なら退治する、いいやつなら連れてく」のよくよく考えたらスーパー蛮族仕草もまだまだ幼い14歳の大冒険だと思えばそこから成長するわけだしね、見守れますよ…。強い妖怪とみればボコりに行ってたらしい犬の大将の孫らしいし…朗読中時々「ここアニメでも玄界灘なんだっけな…」という気持ちがコンニチハしてきたけど…。そう、今観客の一人一人が玄界灘の潮風…。
もともと犬夜叉って世界を救うとかそういう話ではなくて、結果的に人を助けることはあるけど、基本は「クソ迷惑なスーパーアイテムの処分とストーカーとの縁切り」が目標だからさ。そこでアルマゲドンされても反応に困るんだよ…。まあでもね5年前~3年前に散々吐きだしましたのでここでは遠慮させていただきます。
でもね!?タージマハルだけは…タージマハルだけは飲み込み切れないよ!!歴史もののオーラを漂わせたいならそこんとこさあ…そこんとこさあ…!!!!
えー、はい、とにもかくにも無事な開催、ありがとうございました!またやって!!!!!