色編~幕末組も一緒に

テーマカラーという概念大好き侍なので、元気よく掘り下げていきたいと思います。ほりほり。

1.意外と保守的髪カラー

衣装込みで全体的にカラフル、ですが髪の色は記憶よりリアル路線でした。幕末組につながるギリギリの彩度を攻めてる。

・黒…雪奈、千羽、千耶、千岳 4/12が黒髪。幕末では千鶴、薫、君菊インなのでやっぱり最大勢力。ビバ黒髪。

・茶…千歳・月爺・千姫 千歳は「濃い金」で記憶してましたが、「明るい茶髪」が近いか。月爺はお髭の色。千姫はスタンダードな茶髪。

・赤…秦、秀、天霧九寿 濃い赤な秦・九寿、オレンジより淡い赤な秀。南国みを感じる

・青…八千代、不知火匡 髪色に青が出てくるとやっぱり「おおっ二次元」。染めてる・脱色してると言われても信ぴょう性がある組

・金…風間千景 薄桜鬼の髪色はアニメも含めてハイライト強くしない傾向なので彩度の高さがポイント?

・銀(白)…千鬼丸 掛け値なし真っ白!光沢はやはり弱め。

こうしてみると彩度が高いのは少数派で、「十鬼のころはカラフルで攻めるな~」と思ってた記憶の9割をやっちーの水色が占めてたことが発覚しました。同じ青組でも不知火(匡)さんは彩度が低くて「紺」な暗い色なのでインパクト強いよやっちー。

やることやってるわりに日曜朝でも通じる可愛い髪色をしておられる。

2.目の色の偏り

 改めて驚いたことに、雪奈、千羽、千歳、秦の4名の目が大きなくくりで「赤」です。さらに月爺も赤い目な立ち絵あり。十鬼世代のほぼ二人に一人が赤い目、他の色は金~緑、青、紫にばらけてるので黒髪以上に圧倒的多数派

 幕末でも風間がそうですし鬼さんたちの目に「赤が強く出やすい」性質があるとおいしい。羅刹への苛烈な蔑みに「猿真似」という嫌悪感が寄与している可能性よ。土方に「薄桜鬼」の名を贈る流れが、土方/TVルートでは自分の感覚を乗り越えて認めた証という意味合いで、土方の目が金色になる劇場版では生き様に加えて、生き物としても自分と同じという。「薄桜鬼よ」と生きるように呼び掛けるところもなるほどみ。あれ、そういえば修羅さんって目の色変わる設定とかあったっけ…???

 なお千鶴・薫の目は薄茶ですが、原作では赤みがかってる色、千羽の彩度を落としたようなぐらい。一方アニメでは濃いめ・黄色強めと変更。そのおかげで、7話某シーンが「西日がさして千鶴の瞳が黄金色に見える」という超ワイ好みのシーンになってるので…。この時の表情も声色も普段の彼女らしからぬ厳めしさをまとっていて、すっごいオーラがある。好き。

3.雪村さんちのテーマ色(先祖バレ)

店舗特典・スペシャルステラセット描きおろしちびキャラで「これは…」と思いまして。それは千耶のリボンです。

たぶんポーズに納得がいかず絡まったと思われる(不器用キャラではないので)

他の方々は髪か目の色、千耶だけが黒髪・目は紫なのに青なのです。これは、雪村家では本家は青を着ることになってるから持ってきた、だととても嬉しい

 というのも、千耶の本編での服は紫なんですよね、眼の色の通り。ただFDで見せた普段着は青。ここだけなら「青が好きだから持ってきたのかな」ですが思い出していただきたい、男の姿に戻った薫の着物も青、そして千鶴と薫の幼少期の着物(アニメ)も青ということを。これは頭領筋は青を身に着けるのが雪村家の慣行と思っていいんじゃないでしょうか。

 なんでこう熱弁をふるうかと言いますと、綱道と薫、風間の振舞いに味わいが出るからです。まず綱道。江戸千鶴の着物ですね。こちら、綱道の雪村家への帰属意識が強かったTV版では青、マイナスだった劇場版では緑と変更されてます。ワイ的には劇場版の明るい緑の方が少女らしくて可愛いなあ~ですがTV綱道が「せめて着物だけでも」と思ってたら切ないじゃないですか(そうなるとOVA綱道は良きパパ方面なのだろうか、いやそこからデリカシー投げ捨てトチ狂いルートもあるし…)

 薫は言うまでもなく失った家族への強い気持ち。やっと女装を捨てて本来の自分に戻るんだ、という時に自分が身に着けるはずだった色を選ぶのはあまりにも一途。

 そしで風間ですが、俺様メンタルとはいえ自ルートでは千鶴をすごく尊重してる。彼なりに保護対象と見てる風の章、彼女の意思を尊重して一緒に旅する華の章と。そして黎明録で最終的に千鶴が着てるのは「青」です。

いい推しの日で描いた

 雪村家は風間家にとって数少ない利害無く同格の存在であり、彼らの終焉を「矜持を貫いた」と評し、哀悼と敬意を抱いているのは間違いありません。その気持ちが実質薩摩の使い走り(横柄だけど)に甘んじる現状を、里を守るためという実利と同様に「先祖の義理に報いることが自分にとっての矜持を貫くこと」と肯定する支えになっていたのではと思います。そして千鶴に惹かれたのも実利を捨てて新選組に寄り添おうとする姿に彼女の信念を見たから。つまり推し×推しクリティカルヒット

 ただそんな千鶴は実家の信念では救われなかった存在で、その決断に至った実の親そして兄のことはついに思い出せないまま。むしろ忘れているから歪まずにいられた面は否定できない。そういう葛藤を抱えて、それでも彼女には雪村家を象徴する「青」を、という意識があったとしたらそれはとても甘い流れではないですかね…単にワイが好きと言うだけです。

ぼんやりした感想になっちゃいましたが、結局は「雪村家は青推しだとうれしーなー!!!」というだけでございます。