アニマン祭(1)

【開始前】

〇原画展

 二部続けて参加、夕方に用事で時間の余裕がなかったので、最初に行きました。武蔵野公会堂2F、始めてきましたがどこか懐かしい公民館の気配…さてさてどんなだろわーっキービジュアルだーっ!!!あーっこの逮捕しちゃうぞの絵中嶋敦子さんの画集で見たーっ!うわあああ今日上映される作品のポスターだーっ!!!

 いきなりテンションぶちあがり。私、絵の状態で一番好きなのって線画で影のラインを乗せた段階なんですよ…中嶋敦子さんの絵、本当に美しい。地獄少女もテイストが違う和で、髪がべったり真っ黒なのとほかの箇所の立体感のバランス…好き…。あとは原画ってもっとドーン!と大きいのかと思ってましたが、キャラクターだけならA4ぐらいのサイズに十分入る感じでしたね。えっこのサイズでこの細かさだったの!?と驚きました。すごい…。

 ほか展示物。劇場版薄桜鬼台本!キャストのサイン!!うおおー!!ほーこ様!!!!左から二番目なのが「座長は三木さん」という中で溶け込んでる感じで…心が…あったかい。千鶴ちゃん、最近はいろんなグッズとかに出てくれるけどやっぱりアニメ以外では声付きの出番を望むのが難しいポジションであり私もそこんとこは歯を食いしばりながら受け入れている(ことにしている)のですが、だからこそこういうエピソードで心を埋めていかないと追いつかないんです。許して。

〇着席

 はあー原画展楽しかったな~。もうお腹いっぱい~さーて碧血録の話数はどれかな(パンフオープン)20話…20!?話!?待って下さい心の準備がえっ案内ナレーション三木さんだ!?最初分からなかったのに「まことに」で一気に三木さんらしさを出してきた!ざわつく会場!!しかも客席からあがった「はい」に「ヨシ」!?録音じゃない!!こんな豪華さがあっていいのか!あらっ開会のご挨拶…商工会議所!?市長!?社長!?えっこれこんなにお堅いイベントだったの!?暗転!?待ってまだ20話を受け止める心の準備がうわあ辻斬りが

【薄桜鬼碧血録 20話 「散ずる桜花」】

 OPの島田さんが記憶の10割増しでかっこよかったです。舞風のスピーディーさ、力強さは随一ですね。20話自体はもちろん展開を知ってますが、ここですべての幹部隊士さんとはお別れ…あらためてとても丁寧に描かれているのを大画面大音響で、視聴というよりもはや体験でした。周りからもすすり泣きが聞こえた。私もここで初めて気づいたことだったり、改めていろいろと思い至ったこともあり、以下に並べます。

〇絵や音

 これから何度か書きますが大画面大音響は正義です。何よりじっと作品に集中できる時間、その贅沢さ!これが…観る…ということ…!!

 仙台城のシーンは絢爛豪華な襖が背景としてすごい華やぎでした。舞台のようです。土方さん、山南さん、平助君、パパそして千鶴ちゃんがいる部屋だけが明るく、光が届かない奥の間はもはや背筋が凍るような真っ暗闇。城内の息苦しさと、羅刹という命がもはやどん詰まりの終着点にいることを暗示しているのか。山南さんの「これで、これでやっと」というモノローグに込められたあらゆる感情にはやっぱりしびれます。未来を願いつつ力及ばなかった悔しさと重い荷物から解放される期待は両立する。綱道さんがただうろたえることしかできないのもあってここの思い切りが一層鮮やかです。

 山南さん、内心葛藤を抱えてるのにそれをおくびにも出さない、でもうまく発散できない、中途半端に器用なんですよね。土方ルート系ではかろうじてメンタルのバランスがとれていたようですが…初視聴時はこの精一杯の息の下で絞り出した「あなたをたくさん傷つけましたね。許してください」まで千鶴ちゃんのことなんてどうでもいいと考えてる胡散臭いお兄ちゃんだと思っててごめんね…冒頭も「やりおったな…」て確信してたよ…。いやでも胡散臭い山南さんが悪くない…???

 羅刹をどうするべきか、方針が決まった時「進むべき道を見つけた」と力強さを見せてくれた平助君。基本的に声が張ってて元気いっぱい系なので、いざこの限界を迎えたシーンはああもういよいよか…という弱弱しさが苦しくなります。それでも出てくる言葉は明るさを失っていない。京都のころはやや悲観的な姿勢をとることが多かった繊細さが羅刹になってからは思慮深さとして前面に出るようになり、何よりどこまでも人を気遣う、優しい男の子ですね…刃を向ける羅刹にすら、どこか優しい…。

…とかいろいろ言ったけどやだーっお別れやだーっ!!キャラ減りまくって学級閉鎖だよー!!!(碧血録ファンブック参照)

〇千鶴ちゃんのナレ

 かわいい、か・わ・い・い!!!!!でも重い。「千鶴がしゃべっている体で」という演出だったそうです。当時彼女が知りようもないこともあるので、数年後みたいな設定があったのでしょうか良きですね。あと本当にTV版千鶴ちゃんは可愛い。小動物的な愛らしさ。同じ本編を下敷きにしつつ「千鶴ルート」がコンセプトの劇場版は逆に声のトーンが落ち着いていて、ナレはないのが一貫性がある。

 ナレーションという性質上身も蓋もないな!な表現に時々なるんですが(「こうして仙台城は羅刹隊の制圧から解放された」など…制圧か、そうか制圧か)、千鶴ちゃんフィルターでマイルドに、しかしその時点では好材料なはずの事実も明るくなりすぎず、全体的な空気が統一されています。でも「山南さんが連絡を絶った」と重々しく言われるとこう…自分の、報連相を求められたり求めたりというこれまでの経験がこう…山南さんの真意を知ってても「正座しよか☆」という気持ちをかきたててくれました。困るんだよお!仕事中になんも言わずに消えないでよ!!!あ、眼鏡は光ってないほうが演出としては…好きです…。

 ちなみに上記のナレーションは「しかし仙台藩が新政府軍への恭順の姿勢を変えることはなかった」と続くんですが、あれ、何でここ「しかし」でつなぐの?事ここに至って仙台藩自体はあんまり関係なくない?と思ったんですよね。お城とられたのは大ごとだけど意思決定者はもういないっぽいし。むしろ被害者だしかえって旧幕府軍には関わりたがらないのでは?と。ただ山南さんの羅刹隊が、この時名目上(仙台藩の認識上)は新政府軍(に寝返った)扱いだったと仮定すると「羅刹を処分することになった場合は、新選組が城を解放した功績をもって、仙台藩には旧幕府軍を支援してくれるように交渉するための材料にしようとしていた」説が!?どうせ仙台藩から見たら何が何だか分かんないし。

 山南さんは局長が羅刹の国に同意してくれればよし、却下されたとしてもそれはそれとしてこれからの新選組の助けになる要素になるように動いていたと…いうこと…!?ウウッ噛めば噛むほど味がでる~~~!!!頭の中に「マッチポンプ」て言葉が浮かぶけど山南さんならこれぐらいの布石を打っててもおかしくない~~~!!!劇場版でしれっと当初の目的(母成峠への誘導)自体は果たした男~~~!!!

〇雪村さんち

 薫くん!まさか!君が!!!大画面で見れるなんて…嬉しいねえ…うれしいねえ…こうして「不遇な子」って聞くと、いやもうほんとそれな以外に言えないよパパ!なんとかしてよ!!!いやまあ薫君への態度は全ルートでもトップのまともさなんだけどねTV版綱道パパは、あっぜひ危険度ランキングをご覧ください!「生き別れの兄がいる。お前にそっくり。いつか会えるように取り計らう」て江戸にいるときに千鶴ちゃんに言っとけばどうとでもな…なったかなあ………。

 「どうしてお前だけ」が最後の言葉になった子なんですが、碧血録では千鶴ちゃんに看取られて、記憶を取り戻してるだけ他より多少…救いは…。千鶴ちゃんの「薫」のたった一言に込められた哀惜の念はもう胸をかきむしりたくなる切なさなんですが。この兄妹が幼い日にはぐれて以降、触れ合ったのって15話で千鶴ちゃんがピシャリと手をはねつけたあの一瞬だけなんですよ。鬼???鬼だけど????

 薫くんはTV版以降、雪華録風間編⇒劇場版⇒OVAとアニメ展開の度に「千鶴を諦めない」アプローチが積極的になっていますが、なんか反比例的に千鶴さんからの矢印が弱まってるんですよね不憫。手を握ってはいるけど一切心が通い合ってない劇場版と碧血録とでどっちが救いに近いのか。何から何まで誤解してるからこそまだ縋る余地がある別れか。「どうして」と刃を交えても、互いの真意と心はぶつけ合う機会があった別れか。…いやそもそも別れんでええんやで君たちは。時間をかけてゆっくり話し合って…あれ、15話薫くん目が赤いんだけど。えっ。変若水飲んでたのもしかして。

 あとは臨終後のパパが次のカットでは目を閉じていたので、あ、千鶴ちゃん、瞼を下してあげたのねと気づきました。何年越しやねん。ここで土方さんが見守ってる構図、なぜ今千鶴はこうしているのか、その発端を改めて思い出した、関係者としてはかける言葉がないという様子で…すべてのきっかけが残酷な形であるけど解消されて、置いていく決断を後押ししたとこはあると思いますね。ちなみに千鶴ちゃんをかばった時のパパの叫びはアドリブだったらしく(碧血録ファンブック)暖かさと切なさ、最近はどっちかというと悪い方がパパのメインストリームになりつつあるけど、愛されてるなあと思いました。いろいろ言ってるけど私もパパ好きです。みんなで幸せになってほしい…年々バッドエンド耐性が削れて行く…。

 それにしてもこうやって大画面で雪村家の葛藤をみるとやはり…かなしい…。ご先祖頑張ったのになあ、あんなに…十鬼移植おめでとうございます。ところでポニテは家訓でしょうか。

〇20話という回の意味

 三木さんご本人がセレクトということであ、ここなんだ!とびっくりしました。パンフ、またのちのトークでも特に理由は紹介されず。聞いてみたかった。

 ただ自分の視点で恐縮ですが、「碧血録のなかで土方さんにフィーチャーした回」「他作品も含めた上映会トップバッター」といわれると、確かに「この回がいちばん適切」だと思いました。というのも、20話ってDVDジャケット絵の通り山南さんと平助君がメイン、そして綱道さんの3名の退場回なんですが、土方さんにとっても、自身の立ち位置・関係性が大きく動いた重みのある回なんですよね。

 振り返れば新選組がバラバラになり始めて久しく、故郷・江戸さえ追われて近藤さんも失い、いよいよ敗色濃厚、もう本土に居場所がない現実がじりじりと迫ってくる。その中で山南さんと平助君を直接看取り、もう始まりを共有できる昔馴染みは誰もいなくなってしまった。ついに局長として羅刹として、新選組を闇を含めて名実ともに全部引き受けた。これまでの別れとは違ってその瞬間をそこそこゆっくり、関係者だけで直接看取ることになり、回想も入るので「こういうこともあったな、薄桜鬼ってこういう流れの話だったよなあ」と見る側に作品全体の振り返りを促すのも大きいですね。これまでの総括、そしていよいよ土方さんが作品の顔としてトリをつとめる蝦夷編の入り口回が20話なのです。仙台城の場面と蝦夷渡航の場面を千鶴ちゃんの上述のようにナレーションで区切っているのも強い。

 あと土方さんてもちろん各話に皆勤賞ですが、「スポットライトが当たってる回」かつ「素直に応援しやすい回」って碧血録だと意外と少ないんですよね。15話までは甲州勝沼の戦いから原田さん永倉さんの離隊でぶっちゃけそんなにいいとこな…カタルシスに欠けるし、後半からは怒涛の沖田さん・斎藤さんとのお別れ回(18,19話)で、当然彼らに焦点が当たってる描き方。その間に中盤最大の山場で次(3/8-3/31)のご当地コラボが控えている流山(16話)・指揮官としての輝きを見せて風間さんとの戦闘がある宇都宮(17話)とあるけども、流山はむしろ土方さん最大の挫折でありそれに「黎明録と同時上映なのに近藤さんとの別れ回はいくらなんでも」が加わるからちょっと…どんな顔していいのか分かんないっすわ。宇都宮は土方さん大荒れの時期でやけっぱちが否めないし風間さんにチート武器でズタボロにされてるんで…やっぱりなんか…見てられないとこがあるので…うん…。

 じゃあ土方さんが一番ヒロイックに描かれている21話、22話はというとほら…避けられないから…ラブシーン。ジャンル的には恋愛ゲーム原作作品なのに避ける余地があるどころか8割が避ける余地なの本当尖ってんな。三木さんほーこ様津田さんが「あー」「うわー」「別の人呼んでー!」となってた22話のオーコメのように「中の人本人の前でラブシーンもなあ」という面もありますが、何より「イベントの最初に見る回」なんですよね。あのデレっぷりでクラウチングスタートを決めるのは攻めの姿勢が過ぎるというものでしょう。つまり20話が作品全体でのその話の立ち位置、今回のイベントでの立ち位置、両方を満たす最適解だったと言っていいのです。1期含めてだったらまた違う話だったかもしれません。

 ついでに付け加えれば冒頭(着席)の通り「直前に観客が見てるのは武蔵野市の商工会議所の会長と、武蔵野市市長と、スタジオディーン社長のご挨拶」というエンタメコンテンツらしからぬ硬派な流れなのも微妙にラブ回をためらわせますね。商工会議所の会長さんは「女性ばっかりですね!」とちょっと驚いていた。ワイ的には驚かれたのが逆に新鮮というか、やっぱりそう思うんだというか。

〇要望

 OVA3章で捕まった浪士さんの手当てに千鶴ちゃんが駆り出されてるとき(手を握るな貴様)山崎さんがバックで薬の調合してるゴリゴリ音、浪士と千鶴ちゃんの会話が切れるときに間を持たせるように入ってたんですよね。「山崎さん、話はしっかり聞くけど怪しまれないよう手を止めなかったんだな、状況に乗っかる監察としての腕の演出よ!」…というのに気づいたのは新宿ピカデリーでの上映会でした。その気づきがあればこそ、さっと目線で通じ合う二人の信頼関係、尊さが増す…。えーはい、何が言いたいかというと何度も見ている作品であっても大画面大音響で初めて気づけることがあるのでこういうイベントはもっともっとやってくださいということです。このシーン、千鶴ちゃんのポニテの先端が首筋で分かれてるところ可愛いねふへへ。

【薄桜鬼 黎明録 第11話「百花月夜」】

 21話予告、土方さんの「千鶴…」から一瞬の暗転で京都の焼け跡へ。ヤマサキ監督セレクト、黎明録最終回の1話前です。みんな元気です。三木さん曰く「さっきあんなに泣いたのに」な切り替えでした。元気が…一番だよ…(御伽草子に引きこもる準備をするな

 黎明録をがっつり見たのは初です!!!だって!!だって千鶴ちゃんいないんですよ!!!!放送時は毎回録画はしつつEDクレジットで「いない…よなあ…」とため息をついていたんですよ!!!あっパパがクレジットされてるときは見たよ!!!!出せ!!!娘の話題を!!!10分ぐらいノンストップで語れ!!!!

 そんなワイが一番リピートしたのは最終回の千鶴ちゃんを除けばこの11話冒頭なので嬉しかったですね。手紙だ!千鶴ちゃんの筆跡だ!!!字が!!!上手い!!!!放送時もほんと嬉しかった。ほーんとパパどこいったんだろう。そういえばこの物件劇場版でも焼け跡のままだったけど誰が持ち主だったんですかね(新たな疑問

(筆跡は間違いないが…面影は一つとして見つけられない…)
(疑われてる…緊張したから字も堅苦しくなったのかな。いつもみたいに書けたらよかったのに…)
いいふみの日なので、パパ遺留品(黎明録)のお手紙から筆跡鑑定結果と、目の前の女の子と、彼女が語る雪村綱道像が噛み合わなさすぎてさすがに困惑の総長。

 監督一押しの理由としては作画。確かにすごーくみんな綺麗です。特に土方さん(後述)。のちのトークで「碧血録と対応させる意味では最終回でもよかったかも」とおっしゃってましたが、20話の続きで感情的なカロリーがすごいことになるので、これぐらいのある種淡々とした、でもどこかぴりっとした空気のお話なほうがバランスが取れてるので、よかったんじゃないかな…と思います。いやワイ、最後の千鶴ちゃんが気がかりで情緒不安定になるのが目に見えてるからさ…
 ちなみに聞くところによるとこの期、ディーン製作のアニメは黎明録一本だったそうです。そりゃ…美麗だわ…。

〇OP

 すごい前向きで、ぎゅっとした統一感。そうか吉岡亜衣加さんじゃないか。女子好きとしては小鈴ちゃんのまだ幼い可憐さと洗練された美しさ、双方の魅力に射抜かれる。ううっいいなあ…見るか…雪華録…

〇テンポについて

 間とか、なんというか…どのシーンも聴きやすい、消化しやすいように感じました。すごい「こなれた」空気があります。比べているのは薄桜鬼1話ですが、こちらは振り返るとかなりぎっちりセリフがつめこまれてる印象を受けるのです。密度がすごいのに早口には聞こえないぐらいのギリギリのバランス。

 原作をプレイするようになって、ゲームのテキストと間で聞くと皆さん結構ゆっくり目にしゃべってるのに気づきまして。黎明録は作中時間経過が本編よりだいぶん短く、さらに視点も浪士組に集中しているので尺にそこそこ余裕があるのか、その辺の緩急が近いのか、と思いました。これぐらいが好き。

 そんな中でも一番重々しいのがラスボス芹沢さん。「排除」に天秤が傾く中、近藤さんとのトップ会談の緊迫感がすごい。挑む近藤さん、いなす芹沢さん。「土方の夢がいつか近藤君を殺す」にはほんと…ええと…。思わず顔が引きつりましたが、仲居さんの所作の美しいことに見とれてしまいました。メイン以外の動きにもこだわっておられる…好き…。

 これからの近藤さんを思うと眉間にしわが寄りますが、土方さん筆頭に試衛館からの付き合い組、黎明録メンバーがバリバリ警戒してるのに伊東さんを迎えて長く重きを置いたのは「局長職(一人でトップ)が重かった」「自分と違う視点でズバズバ切り込んでくれる人が欲しかった」ということだったのかな…と解像度が上がりました。器が大きいんだよ、だからみんな夢見ちゃうんだよ近藤さん…。

 そんな風に厳しく皮肉っぽい芹沢さんですが、お梅さんとの会話はなんとアダルティな。黎明録プレイ済みではありますが、こうしてアニメでみると「こういう面もあるのよね」という再度の驚きと「何を聞かされているのか」といういたたまれなさが龍之介と見事にシンクロしました。お梅さんきれい~~~

 新選組メンバー以外で「お」と思ったのは、会津藩の偉い人(曰くお前らが芹沢を何とかしろ)。そんな居丈高な印象がなく、威厳をキープしつつほんとに困ってる感じのお顔親近感がわきました。史実だととにかく治安維持のためかなりあてにされてたとか、そういうのを見たことがあるので。天雲でも特に初期のエピは人手が足りない!て叫んでますね。マジで身に染みるよね。

 あとすみません、これ私だけだと思ってても、それでも言いたくて仕方なくて、いえ初見時から思ってはいたことなんですが、やっぱり土方さんの裃に違和感が…。裃となるとガチガチ公的な場というイメージが強くて、実際そういう場なんでこれを着るしかないんですけど、ただどーしても!ちょんまげがセットなんですよね私の中で。幕末ですし。いつもの羽織の方が間違いなく合ってると思うんですが、討ち入りでもないし…まあ違和感の大部分は土方さんの髪が長すぎるせいだろうから仕方ない。それでも土方さんにも着こなせない服あるんだな…と謎の感慨。色がもうちょっと彩度低かったり青っぽかったらそんなもんかなーと思った可能性もある。

〇新見さん、羅刹の皆さん

 今回の元気枠(元気枠?)。冒頭パパ宅の火事を受け、新選組の方針が「綱道さんの捜索が最優先だ」と決まったのがOP直後の幹部会。そうだね頑張ってくれ!と応援したのもつかの間、新見さんの脱走(with変若水)で瞬く間に切り替わる最優先。「今は新見さんが最優先」とわざわざ土方さんがセリフで言うもんだからちょっとワロタ。あるよね割り込みタスク!!!!わかるよ土方さん!!!ヒャアア~龍之介絵うっま!!!!!!!

 今回の影の主役(と思っている)羅刹たち。こわい!!!すべてが!!!!なんか気合入りすぎてない!?前半の、新見さんが薬を飲ませるシーンがやけにねっとりしてたように見えるんですがなにこれ。初薄桜鬼だった人もちらほらいらっしゃったけど誤解しないかしら(巨大なお世話)。羅刹くんたちの腕とお腹?を拘束してますが、蔵をこんな風に改造されちゃった大家さんが気の毒すぎる…いや、もともとあの拘束具があったのかもしれないけど…お世話になってるお宅がそういう設備完備してると思うほうがなんか抵抗があるんで…。ちゃんと原状回復もしてから西本願寺に行ったのかしら。思ったより蔵の工事に時間がかかって小首をかしげる酒井さんがいてほしい。

 しかしこの状況で丸投げされてから1年半ぐらいで「とりあえず拘束してなくても牢屋に入れておけば何とかなる」に持ってった山南さんの刻苦勉励を思うと頭が下がりますし、約2年後にあたるOVA羅刹君たちの「こんな化け物になんかなりたくなかった!」には「いやま…うん!けどそれでも改善されたほうなんだよ!」と言ってあげたい(何の慰めにもならん)。ただ山南さんはそこまで出来ちゃうからこそ、その先の停滞が耐えがたかったんでしょうね…。

 新見さん粛清シーンは土方さん・沖田さん・斎藤さんで殴り込み。状況が切迫しているのを差し引いてもスマートさのかけらもなく、まだこういう場に慣れてないなーというのがわかります。ここの抜刀シーンをあえて省略したりといったスピーディーな動きがこだわったところだそうです。新見さん(羅刹)とにかく強くて3人が結構「ここまで描くんだ」ぐらい押されてました。最後は血に狂って冷静さを欠いて…というところを突かれたので半分ぐらい自滅。厳しい、泥臭い戦い。手を下した土方さんが返り血まみれで、しかしぞっとするような美しさでした。後ろ姿からの横顔と息遣いには鬼気迫る動揺がはっきりとこびりついていて、いやーしかしきれいな顔してますねえ。

 そんなこんなで新見さん1/2になってしまったのですが、後始末すごい大変ですよね。ここ屯所でも何でもない宿とかだし…「事故物件」という言葉が頭を満たしますが、まあ幕末の京都でそんなぬるいこと言ってられないよね。うん。

〇要望(2回目)

 一方そのころでひたすら千鶴さんの一日を描いてほしいな!となりのおばさんと世間話したりおすそ分けしたりされたり、近所の子を預かったり怪我人の応急処置をしたり、手紙を読み返したり、慣れぬ袴を繕いながら(仕上がるまでにどうか返事がきますように)と目を伏せたり、そんな千鶴さんを!!!見せて!!!!

【昭和元禄落語心中 第11話】

 黎明録最終回の予告から暗転、舞台は爽やかな田舎町。どこかノスタルジックな昭和の世界。蕎麦いいなあ、食べたい(この日結局昼食抜きだった民)

〇空気

 薄桜鬼からのギャップ。人物たちは洋装と和装が入り混じり、あれからずいぶん経ったんだなあ…そうか、土方さんたちが駆け抜けた先はこんな未来が…えっ昭和まで50年ぐらい。おお…毎度あっけにとられる、近代~現代史のこのスピード感。背景も綺麗だし、鮮やかな緑と鄙びた空気。吸い込みたくなる。ひたすらに心地よい空間…。対照的にラスト付近の爛れた紅灯に照らされた部屋もいいですね…大人…。

〇落語

 初見の印象がシュっとしていて胡散臭い主人公、彼が旧友を再び奮い立たせるための静かな戦いが丁寧に描かれていました。助六さん(この1話限りだと)まあわりと相当なダメ人間とお見受けしますが、なんか憎めない。雰囲気作りがとにかくいい。おちびちゃんの痛々しさギリギリのひたむきさが「頑張れよ父ちゃん!」という気持ちにさせてくれます。それにしても彼の「客の反応がないと高座は完成しない」はコロナを経た今だととりわけ重く感じられますね。映像など同じ情報が配信で見られるとしても「見に行くこと」「その場を共有すること」ってやっぱり大きいので、ましてこういった生身のその瞬間を味わう機会がある、というのは途轍もなく貴重なことで、見せる側もそういう心持ちという…ありがたい…。それはそれとして、配信もありがたいんですよね…。

 その落語シーンでは、素の胡散臭さとはうって変わったひたむきさ、そして無限の引き出し…演技の演技…なんでしょ、このアニメの世界観でひたすら落語をやっているところを見ていたい、聞いていたいという感想です。確かにそこで落語をしていた。特に女性の役をやってる時の、たおやかな体の動き・着物捌きと合わせるとなんともあらまあ艶っぽいこと、なんですよ。これは見るしかない。大画面大音響で見れて本当に良かった。

〇観客について

 彼自身のセリフとしてとりわけ印象に残ったのは「寄席に女性がいるだけで華やかになる」を具体的な情景として落とし込んだ「帯は太鼓、髪は結って、ちょっと香でもくゆらせたら舞い上がっていつもよりいい芸をする」というのですね。さっきの助六さんの台詞とも重なるところありますけど。ここで例えばイメージ図とかを使って視覚的に訴えるのでなく、ただ爽やかな晴天をバックにセリフでの説明。それでもまさに匂い立つような雰囲気があって、聞き手である、しっかりしているけれどあどけない、そういう機微はまだ想像するしかない小さな女の子の目線へ視聴者を誘導する手腕にまったく手玉に取られました。cv石田彰で声はいっそ柔らかく中性的なのが、話の内容に客観的な説得力を持たせて強すぎる。確かにすっとおめかしした姿に見られている、というのは本当に場が引き締まるよなあ。そこはわかる。ここ男性らしさが強すぎるとちょっと生臭くなっちゃう気がします。

 薄桜鬼に絡めて思い出したのが「本編時間軸でも碧血録と士魂蒼穹とでは土方さんの態度が全く違う」というとこです。羅刹パワーが寿命の前借だと明かされた際の千鶴ちゃんへの「心配するな」が碧血録(16話)だと語尾が下がって勇ましくピシャっと言い切ってる、士魂蒼穹だと安心させる柔らかな口調で語尾は上がる。聴き比べたら全然違うんですわ。

 これは碧血録だと土方さんにとってこの時点の千鶴ちゃんは見栄を張る相手(≒観客)で、士魂蒼穹ではすっかり内側をさらけ出したい、甘やかしたい相手という距離感の違いなんだなとも考えられますね。千鶴ちゃんの「はい」という返答も、碧血録ではあら~みとれちゃって、な割と明るい声なのに士魂蒼穹では内心の(そう言われても)が滲み出ている重めのトーンなので、双方の距離感の認識が「客分」「身内」と作品ごとにちゃんと噛み合ってるんだな…と改めてほへえ~となった次第です。

〇音響監督・辻谷さん

 辻谷耕史さんは犬夜叉のアニメ1期を放送していたころの個人HPからアフレコの小話を拝見していました。それが声優さんという存在を意識するようになったきっかけの一つでして、「辻谷さん」と誠に勝手ながら親しみをずっと感じております。

 これはのちのトークでのお話ですが、オーディションでは落語を一本やってもらった、それが音響監督の発案だったと浦崎Pがおっしゃった時、すごくこみあげてくるものがありました。昭和元禄落語心中はこの1話を見た限りですが派手さはなく、芸を引き立てるようなきれいな音楽。いい意味で記憶に残らず喋りを邪魔しない、ひたむきに落語をアニメで表現するためのアプローチをされていた、というのをこの一言で共有してもらえたようで、ありがたい気持ちでいっぱいです。

音響監督としての辻谷さんを知ったのは「シムーン」という作品からです。スタジオディーン様オリジナル企画です。アニメ犬夜叉が終わって2年弱、原作はいよいよ弥勒と珊瑚と琥珀の状況が過酷になっていって、でも反撃の気運がなくて苦しくて、とても寂しい気持ちのままでした。そういう時にクレジットを見て「音響監督の辻谷さんって弥勒の!?こういう立場でも活動されてるんだ!」という気づきが、弥勒という役、犬夜叉という作品から切り離せない自分勝手な感情ですが、ただ嬉しかったです。インタビューもラジオも面白かった。同じ意味でBLOOD+のソロモンも弥勒要素強めの柔和な美形だった(のと辻谷さんがそれに照れて面白がっていた)のが刺さっています。本当に「芯の通った甘い声」という表現(シムーンサントラ2)がぴったり。あと同じ時期のFate/stay nightの音響監督もされていて、「ゲストとして桑島さんと能登さんを別の作品のスタジオから引っ張ってきた」というのをどこかで見たのですが、たぶんシムーンだと思うんですよね…。

 こういった、思わぬ形で辻谷さんのお名前を拝見してため息が出ました。音楽と声の組み合わせってすごい、という深みをこれからも自分なりに追っていきたいです。

【トーク】

〇登壇者の皆さん。ヤマサキ監督、三木さん、浦崎P。司会の小林さん。

 ヤマサキ監督!ファンブックの「(2話山南さんに向けた)そういうこと言うなよ…」「(21話土方さんに向けた)ま~あデレてましたね」で一気にワイの中でこの人絶対面白いわポイントを稼いだ監督

 しっとり重たい時代劇×3を経て、会場は余韻が残る固い空気でしたが、ヤマサキ監督がアニメ化にあたって原作をプレイしてみての感想で一気にあったまった感じです。曰く

「ひどい扱いをされた」

「斬るとか殺すとか言われる」

「ラブがない」

「女の子ってこういう、ちやほやされないのが好きなの?

 真改本編プレイした際「そこまで言わんでもええやん…」と千鶴ちゃんの選択肢に過保護・消極的になりすぎてノーマルEDいっちゃったワイ、腕を組んで大きく頷く。真改にあたっての感想も知りたいです。絶対OVAでは真改を意識してるので。な、三木三郎!

 

〇薄桜鬼の経緯について

 「とにかく発売からアニメ化始動までの期間が短かった。発売(2008年9月18日)から1年あったかなかったかじゃないか」「当時女性向けゲームのアニメ化の流れがあり、その中でも薄桜鬼はトップクラスの人気作だった」…うれしいねえ。この辺掘り下げたくて手元のヤマサキ監督と藤澤Pの対談(23年11月B’s-LOG)を確認してみました。そうしたらなんと「アニメ化決定の話は発売から3か月ぐらいだった」というさらに驚きの事実。どんだけすごかったんだ、薄桜鬼よ。これは今回は登壇されていないのですが小倉P(ディーン所属ではない)が中心だったようですねありがとうございます。あとは第2部のトークの話を持ってきて恐縮ですが、プロジェクトスタート時、どういう感じで監督はじめスタッフに声がかかるのか、というのが面白かったです。ざっくり要約すると

飲みの席に呼び出される⇒酒に口を付ける⇒「飲んだよね」で引き受ける流れになる(奢りかどうかは関係ない)

〇絵作りについて

 第1部のテーマが時代劇。現代劇との大きな違いはズバリ「灯り」。日本家屋には天井からの光がない!いわれてみればそうなんですが、じゃあどういう絵面になるんだというのがすごい興味深かったです。つい屋内のシーンでも上から光があるような、鼻やあごの下に影を置いてしまうので、それを直したり。撮影処理での工夫もたくさんだったと。監督、ツイートの中で薄桜鬼を使って処理の違いを画面で解説してくださってるときがあるので、それはめっちゃ見てます。わかって…ないけど…。

 他は暦や月の描写。夜のシーンが多いから。例えば真夜中に三日月を背負ってるシーンとか、これはそもそも三日月はこの時間だと沈み切っているからあり得ない(格好いいからやりたくなるけど)。そのうえ薄桜鬼は原作から史実の事件が忠実に起きるので、そこから嘘をつけない。この事件の時はこういう絵面にしたくても、天気や暦の都合でかなわない、というこだわり!このこと自体は色んなインタビューとかで知ってはいましたが、改めて監督ご本人から聞くと、やっぱりすごいですね、妥協がない。そのおかげで千鶴ちゃんの上洛日を逆算できるありがたさです。

 あとは武蔵野に絡めていたのが桜。大張さんが井の頭公園から描いていたそうです。井の頭公園なんだ…行きたいですね。どの桜なんだろう。

〇藤澤P

 ちらちら話題に。当時本社があった原宿で最初の会議をして、途中からシナリオ打ち合わせに参加。そこから一気にスムーズになったと。三木さん曰く、「藤澤さんは歴史好きなので、ここにいる人たちと話が合うだろう」という…実際上記の藤澤Pとヤマサキ監督との対談、読んでいるだけで楽しい文章なんですよ。こういうこだわりとかコンセプトに関するお話もですし、劇場版への「風間なら幸せにしてくれそう(監督)」「そこは原作ゲームを(P)」をみたいなやりとりも。

 ワイ、薄桜鬼というコンテンツのどこが好きか挙げていけと問われたら割と上のほうに「アニメサイドと原作サイドが連携して意識しあってること」とあげるような人間なので、話題に出るたびついテンションが上がってしまいました。藤澤Pは特別編や劇場版で脚本としてご参加もされてるし、いやあほんとありがたいことですわ……ほんと…。

 パンフレットで「御伽草子は他社(DLE)制作」と触れられていたのも同じ理由で嬉しいですね。ありがたい…取りこぼさない…。「僕にとっては藤澤さんは近藤さんのような存在」というのに「いいチームなんだなあ」と思いました。ありがたい。

〇座長 三木さん

 「作品の中のリアリティを追求している」という三木さん。ここでえっ!という事実が明らかに。というのも、「ゲームでは高校生のやつがあるけど、本編が続いていてる状況では(リアリティが幕末とは違うから)同じ気持ちではできない。やるなら終わってからにしてほしい」とSSLをリリースしたい制作サイドと談判されていたそうです。「ほかのキャスト陣にもそういう姿勢でいてくれとメールして、何かあったらイベントで土下座する」と。

 聞いているときはへえーそうだったんだ、さすがすごい覚悟…と思ったのですが、ちょっと思い至って年表を作ってみたところ、この発言と合わせて長年の疑問が解けました。

  • 2008年9月:無印発売(ゲーム)
  • 2009年8月:随想録発売(ゲーム)
  • 2010年4月:アニメ初回(アニメ)
  • 2010年6月:巡想録(上記セット移植)(ゲーム)
  • 2010年10月:黎明録発売(ゲーム)
  • 2010年12月:碧血録最終回(アニメ)
  • 2011年8月:雪華録初回(アニメ)
  • 2012年7月:黎明録(アニメ)
  • 2013年8月:京都乱舞(アニメ)
  • 2014年3月(8日):士魂蒼穹(アニメ)←
  • 2014年3月(27日):SSL(ゲーム)←
  • 2015年9月:真改(風)(ゲーム)
  • 2016年4月御伽草子初回(アニメ)
  • 2016年6月:真改(華)(ゲーム)
  • 2021年11月:OVA初回(アニメ)
  • 2022年10月:天雲(ゲーム)

 ワイが抱いていた疑問とは、士魂蒼穹のオーコメで吉野さんがすごい「これで終わり」感を出されていたことです。SSLとか出てるらしいしまだ盛り上がってるのに、えらくはっきり言うなー、と当時聞いたワイは思っちゃったぐらい。これが逆だった。「SSLが出る⇒本編は一区切り」という心持でキャスト陣が一致団結していたから、ということなんですね合点承知の助。そっから真改でリメイクしてさらにアニメが作られるとは。やっぱりすごいパワーだ…。それがなければこの上映会もなかったでしょうし、いやあありがたいことです。感謝。

ちなみにこの年表を作ったのは、どれぐらいスケジュールぎちぎちしてたのかな、とアニメとの対応関係を知りたくて。放送開始が2010年の4月、ほーこ様キャスティングがキャスト陣に周知されたらしいタイミングはその年の1月っぽい、という流れからするとアフレコ開始も2010年2月ぐらいから?相場がわからないのですがこの時代はこれぐらいのスケジュール感なのでしょうか。というか、黎明録の収録(ED後お嫁さん千鶴さんフルボイス)って、碧血録の最終回とそう離れてなかったのね…馴染みっぷりがすごい…あ、新ルート組のED後千鶴さん、ずっとフルボイス待ってるので。

〇リアリティについて(三木さんつづき)

  ご本人曰く「一時期事務所は僕をおじいちゃん役で売り出そうとしていた」ということですが、「一口におじいちゃんと言ってもデフォルメ系は高くていいけどリアルに近ければ低く作る。年齢を重ねて、割と高い音をキープしたまま低音の幅が広がった」というのにはなるほどです。劇場版冒頭の土方さん、TV版と比べて結構低く聞こえるので、そういうディレクションだったんですね。黎明録を前提とした緊張感。山南さんもいきなり腕負傷で現れるからか最初から凄みがあるような。千鶴さんも性格に重さが加わり、声のトーンも分かりやすく落ち着いているので、そうやって全体の調和がとれていたんだなあ…という感動はいつだってワイを幸せにしてくれる。そして三木さんの高音と言えば何よりアラシ(ヒヲウ)ですね。キャストクレジットで「あら三木さん出てたんだ。そんな青年いたかしら⇒えっあの男の子!?」となった衝撃は忘れられない。みんな見てヒヲウ戦記。

 またこの他にもOVA3章上映会でのトークも思い出しました(いけなかった。配信で見た)。山南さんにご飯(なおそこそこ大盛)を持ってきた千鶴ちゃんを羅刹の話に巻き込まないために追い払うシーンのセリフについて、真夜中で、この状況で、どれだけ声を張り上げるかすごく考えた、とおっしゃってまして。文字にすれば「お前はあっちへ行ってろ」とキツいのですがいざ聞くと全く怖くない、むしろ優しさを感じる。

 ここはほーこ様が「土方さんの愛を感じた」三木さんが「こだわりをわかってもらえてうれしい」とおっしゃってたので、あああ~かみ合ってる~溶けこんでる~~~~!!!と心底うれしかったです。

〇要望(多いな)

 黎明録の収録期間中、ほーこ様と関さんが他の現場で「どうなんですか?」「私は出ないんでしょうね」「さあどうかな~最終回にちょっとぐらいあるんじゃないの(ニコニコ声)」とお話されてた話とか!千鶴役がほーこ様に決まった時三木さんが「ありがとう」と(他のイベント(時系列的に10年1月の遙か10年祭)中に裏で)言いに行ったとか!OVA特別ラジオで「(バラバラの収録だから分からないけど)ゲームにも出てるんじゃないの?」認識だったとか!鳥海さんのyoutubeのクイズ(OVA薄桜鬼でクレジットされてるのは誰?)で「これひっかけ分かりますよ」と当然のようにほーこ様を挙げられたこととか!ご当地ラジオで「千鶴ちゃんが言っている風で」寄せたコメントリクエストがあったとか!OVA収録時に藤澤Pが盛岡に帰省した際にご当地スタバを飲んだことをほーこ様に自慢された話とか!!!もっと!!!もっとほーこ様の千鶴ちゃんを摂取したい!!!千鶴ちゃん推しは慢性的に飢餓に陥っています!!!ドラマCDだけでもどうか!!!!

テンションがおかしい?供給が限定されてるほーこ様の千鶴ちゃん推しにはもう逃れられない業なので許してください。

第2部のレポに続く!