blanc dans NOIR ~黒の中の白~

ミニサイズのかわいいCD!とはいえ入ってない曲もやっぱりあるので(イントッカービレのテーマとか、月夜のお茶会のテーマとか)収録されるされないはほんと謎ですわ~。

1.guests B

ノワールと言えばメロディ全開な圧の強さというのはご紹介してきたとおりですが、これは異色…控えめな、いかにも後ろで流れてる系。ふわんふわんと反響するダウナーな空間を作り出しています。
タイトルも謎ですね…”guests B”の意味を解いてくれるサントラ完全版待機です。

〇8話 イントッカービレacteⅠ 10:46-11:59
 アクセル全開で尋問…拷問…聞き取り中のイントッカービレ。彼女の何がすごいって、裏切り者に対して負の感情を見せないとこですね。眉一つ動かさない。
 ただ淡々と、ドンとしてしかるべき裁きを下している姿が…「流された血は、血にて洗うべし」…髪とドレスは淡いラベンダー色なのがいっそう迫力を引き立てます。お美しい…。

2.melody-salva nos ver

 これを2曲目に持ってくる采配!melodyがピアノとヴァイオリンで華やかに、それにのっかるsalva nosの歌詞と「彼女」への想い。
 もとはシンプルなオルゴール曲だったものが、こんな悲愴な、華やかな、重たい曲だったか…と聞くたびにぞくぞくします。言葉が全く及ばない…。

〇21話 無明の朝 19:58-22:08
 「夜更けの墓場」というこれでもか!な舞台で相対するミレイユと霧香。雨は止み、うっすらと朝日がさしているのが憎い。
 そんな静謐な空間を切り裂く霧香の叫び…二人の感情を前にして、この曲が完全に背景に回ってます。見て。特にラスト霧香の独白に「!?」となってほしい。目が…声が…やばい…。

3.jealousy

 未使用かと。2:50という結構長い曲で、爽快さ・華やかさからは遠くにいるのですが、
ギリギリを攻めた不協和音に追い立てられる感じがして、何か聞いてしまうのですよね…。小さく断続的に入る鈴?仏具のような音が好きです。それにしても不穏なワードが来たものです。わりと3人とも静かなのですが、それぞれ内に秘めたものをどう発露させるかは全然違いますね。

4.at dawn

個人的可愛い部門ではchloeに次ぐ曲です。切ないメロディが柔らかな音に包まれて、大変可愛い。オルゴールのような、インストゥルメンタル版のような。
メインの楽器がパキッと印象が強くて、あーこういうメロディいいなーと追いかけてたらふっと終わってしまう…好きです。

24話  3:18-4:48
徹夜明け荘園ご案内。ツアーコンダクターは慈母アルテナ。建物は古いけれど柱は立派だしステンドグラスも見事なもので、その中に垣間見える二人の素朴な暮らし…というギャップが隠れ家のようで惹かれます。
あとこの回は「午睡に 暗き夢を見る」という予告のフレーズが大変に好き。甘く優しい空気のようで、しかし真っ暗。

5.black society

 お、黒社会?というタイトルを大きく裏切る、ふんわりアジアンな曲。楽器名は分かりませんが琴っぽい弦楽器の響きがメインで、何だか懐かしいです。2:26の「チャン」な締め方とか特に。細く柔らかく伸びていく笛の音もよき…癒し…ジャスミンティーをください。できればホットで。曲としてはそこまで黒っぽくないのですが、それがかえって歴史と生活と紙一重というか、「黒」は意外と近くにあるのかもしれません。

〇16話 冷眼殺手 acteⅡ 12:46-14:46
 ひとまず「毒虫」の手から逃れ、情報収集という重要なお仕事中ではあるのですが、それでも改めて絆を確認したミレイユと霧香の間に流れる空気は穏やかです。
 夜の黒社会もぬるっと静かで生暖かく、強か…そして干物に興味津々な霧香が可愛い。出るとき手ぶらだったのでミレイユが止めたのか、実はあれからずっとポケットに?

6.family affection

多分使われてないけれどノワールの日常が見える。ショッピングの後ろにいそう(2話とか)です。影を一切感じさせない穏やかで優しい曲。ちょっとゲームっぽいような?
私はこの親しみやすさからイオンとかダイエーとかイトーヨーカドーとかそんな気配を感じます(パリとは)。

7.church

聖歌…聖歌が来た…。滑らかで低いコーラスの重みがすごい。メロディアスなles soldatsと裏表なような。そういう意味でもレアですね。
鐘の音も入り、薄暗くひんやりとした、石造りの教会が似合う神聖さ。後ろで絶え間なく流れる現代的な音との調和も素敵。

〇8話 イントッカービレacteⅠ 12:10-13:56
〇25話 業火の淵 2:14-2:48
コーザ・ノストラとアルテナ派。どちらも凶暴な…同僚(?)からもドン引きされる「どうかしてる」行為が色々と。まじでどうかしとるわ。
でも自分の筋はしっかり通す方々で、その上で倒される側でもあって。彼らなりの生き方をきっちり描く、ノワールのそういうところが好きです。

8.at ease

 安らぎ。劇中で使われることはありませんでしたが、全てが終わってからミレイユに弾いてほしい。どのみち新しい家を探さないといけないので一つ楽器OKな物件はいかがでしょうか。レミちゃんが保証人で。それぐらいは世話してくれ。
 いつか彼女たちはこんな優しいメロディが流れる時間を短くても手にすることができる。そう信じています。