お茶の間への挑戦がまとまった。OPまるまる七人隊仕様で仕上げたGrip!も大好きです。
25.慕情
犬夜叉のテーマ、エモーショナル強調アレンジ。高く細い音から始まりますが、広がる音は元のテーマとは違う方向に広くで、犬夜叉世界の繊細で複雑、奥深い感情の動きを追いかけている曲。
55秒あたりの微かなコロンコロン…の音が可愛らしく、「そうだよね、それでも好きだよね…」と問答無用で納得させられてしまいます。
〇23話 かごめの声と桔梗の口づけ 7:35
かごめ「こんな近くであたし何やってんだろ…」
犬夜叉と二度目の思わぬ再会、うるうるお目目で声も上ずってる桔梗、あららすっごく可愛い…前週の荒ぶる姿とのギャップよ…。
それを見せられてるかごめがちょっと早口なのも自分への言い訳全開で好きです。これまた可愛い自覚もしてない恋心で。カットされましたが原作の「アンタら結局両想い!?」の実も蓋もないコメント、この時期しか味わえませんね。ゆきのさんボイスで聴いてみたかった。わいわい言ってるかごめは可愛い。
そして自分のラブシーン実況されながら心中を強行する桔梗…こりゃうん、正気じゃないわ。うん。
26.斬り込み隊長 蛇骨
妖しい。奇妙に明るく、特にラストの「ぼふ」みたいな終わり方はコミカルですらあります。が、それでもどこか色っぽい、これを妖しいと言わずに何という。
親しみやすさと暴力性、男と女、生死、放送コードその他規制、いろんな境界を超越した蛇骨。中性的な折笠さんボイスがはまるのなんのです。女性としてもそう低い声ではないのが表現の妙ですね。
〇118話 白霊山の奥の奥 19:42
蛇骨「3人じゃあ七人隊になんねーじゃねーか!なんか新しい名前考えねーと」
身も細る思いの煉骨に対してひたすらマイペースに楽しむ蛇骨。まあ誰もが思ってた、もう七人いない。死ぬ時は死ぬ、という刹那的な生き様でも「蛮骨と煉骨の兄貴と一緒に楽しく暴れてく」気なのが深いなあと思います。そういう人生もあるよね戦国だもの。それでも欠片は汚れてる側なので「自分が悪い奴」と自覚していても止められない歪みがあるのですよね。
27.七人隊首領 蛮骨
硬派。浮ついたところがなく、蛮竜リスペクトかなと思うような重い音たち。力も個性も強すぎる面子を束ね戦場を渡り歩いてきた自負が感じられます。
草尾さんボイスに最初聴いたときはおや低い?と思いました。このころは単行本ゲットが追いついてたので、もっとカラッとしたイメージでいましたがアニメなりの肉付け、深みがこの時からにじみ出ていたのですね。
そんな大兄貴にぴったりなバンカラ風、まったく手に負えない格好良さです。
〇111話 激突! 蛮竜VS風の傷! 3:41
蛮骨「おお、来た来た。全員集合だ」
若く小柄ですが、修羅場をくぐってきた自信に満ちてます。アニメ蛮骨は最後の最後に「妖怪にはわからねえだろうよ。それでもお前にはわかるってのかよ、半妖!強くなきゃどうにもならねえ人の世が!」と生前からの悲痛なまでの鬱憤を叫ぶのですが、それもこれまで彼が見せてきた自信があってこそ映えるのですよね。
28.我ら七人隊
暴力の権化。こんなむき出しの暴力溢れる曲があるんだ。強さ、激しさを感じる曲はたくさんありますが、これは人間の声が前面に出てきているからかよりパワー、圧というか。ひたすら押しつぶす無法なまでの力。行進曲のような整然とした勇ましさもありますね(ここは煉骨要素か)。
オケコンでのアレンジもものすごい存在感でした。出だしから会場の「来た!!!来たぞ!!!!」の一体感よ。そしてこの曲に負けない七人隊の濃さにも改めて驚きです。
いつか原曲のコーラスverも生で聞いてみたいものであります。
〇110話 七人隊の首領 蛮骨登場 17:01
蛮骨「てめえは首を洗ったか?」
七人隊全員(2人もういないけど)をちらりと映しつつ、意趣返しを果たした首領がまさに真打登場。この曲をバックにするのが凄い。
微妙に巻き舌なのも格好いいし、「蝶を切り刻む」という形で蛮骨の力を表現してみせた配慮にも唸らされます。原作だと首が景気よく飛んでましたからね。そらお茶の間にはあかんです。